大学概要 【2019年度実施分】日韓共通の課題解決に取り組むための体験型プログラム(海外調査)

経済学部

No.8

実施責任者李 秀澈

日韓両国は、今後持続可能な低炭素社会へ向かうために、再生可能エネルギーの普及拡大と化石エネルギーの大幅な削減、そして原発依存度を減らす「エネルギー転換」が欠かせない。ただし再生可能エネルギー普及は、両国ともに発電コスト、地域市民との協力問題など様々な課題が存在する。本取組は、日本のエネルギー転換の成果と課題に関する事前の研究に踏まえ、韓国関連機関や再生可能エネルギー施設への現地調査などを通じて、学生たち自らがエネルギー転換という課題解決のための方向性を見出す国際的政策マインドを養わせることを目的とする。

経済学部李ゼミ 太陽の都市ソウルプロジェクト事前調査

2020/04/03

 本件、2020年3月3日~6日まで、韓国ソウル所在の「ソウルエネルギー公社」およびソウル市内の太陽光発電事業を現地視察した後、プロジェクト報告書をまとめる予定であったが、新型コロナウイルスの影響により、ソウルへの渡航をキャンセルしたため、報告書の作成が難しくなった。
 ここでは、韓国現地視察の前に、大学で行った事前文献調査の一部を報告する。

ACTIVITY

「太陽の都市、ソウル」総合計画に関する事前調査

2019/12/26

 ソウル市は、2017年11月に、電力の自給率向上と温室効果ガス削減のための太陽光発電を中心とした再生可能エネルギー普及の画期的な拡大を目標とする「 太陽の都市、ソウル 」 統合計画を発表した。
 ソウルの場合は、環境、地理的な制約に導入可能な再生可能エネルギー源の利用が限定的であるため、都市の状況に適した太陽光発電設備を拡大し、2022年までに太陽光発電100万戸設置、公共部門100%設置を通じて、二酸化炭素年間54万㌧削減、約530億円の経済的利益の創出するエネルギー転換政策を実現しようとする。
 我々は、2020年3月2日~5日までソウル現地調査に行く前に、「太陽の都市、ソウル」に関する事前研究会を2019年11月27日と28日に実施した。

韓国東国大学との交流セミナー開催

2020/01/16

 2020年1月7日(火)に名城大学天白キャンパスにおいて、2019年度学びのコミュニティ創出支援事業の一環として「韓国東国大学・名城大学交流セミナー」を実施しました。
 韓国東国大学からの学生訪問団(国際通商学部生14名および引率教員1名)を受け入れ、4限には、タワー75の1002会議室で、韓国の学生、名城大学学生、両校ともに自国の経済に関するプレゼンテーションを行いました。韓国側の英語報告を聞き、日韓のSNS アプリの違いや、韓国の所得格差の歴史と現状を知ることができました。名城大学学生からは、日本の弁当文化や、次世代エコカー戦略、食品ロス削減に関するプレゼンテーションを英語や日本語で行いました。質疑応答が活発に行われ、互いにより理解を深める良い機会となりました。
 5限にはタワーの展望レストラン(そらいろラウンジ)で、東国大学、名城大学合同での立食パーティーが行われました。両校の学生70名が集まり、積極的に英語でコミュニケーションを取りに行く学生の姿が多くみられました。今回の交流を通して、日韓の学生同士が友情を深め、韓国や海外に興味を持つ学生が増える機会となりました。

<本セミナーは「日韓共通の課題解決に取り組むための体験型プログラム(海外調査)」および 「モスクワ大学ビジネススクール、韓国中央大学との国際WEB会議共同研修による課題解決型プロジェクト」による共同実施であるため、双方の活動ページに同一の内容を掲載しています>

経済学部李ゼミ 太陽の都市ソウルプロジェクト事前調査

2020/04/03

 本件、2020年3月3日~6日まで、韓国ソウル所在の「ソウルエネルギー公社」およびソウル市内の太陽光発電事業を現地視察した後、プロジェクト報告書をまとめる予定であったが、新型コロナウイルスの影響により、ソウルへの渡航をキャンセルしたため、報告書の作成が難しくなった。
 ここでは、韓国現地視察の前に、大学で行った事前文献調査の一部を報告する。

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