大学概要 【2020年度実施分】豊かな人間関係力を育む「教職自主ゼミ」の構築

教職センター

No.18

実施責任者曽山 和彦

 教職履修学生が、主体的な学びを通して、「教員採用試験に合格する」「人間関係力豊かな教員になる」という目標に向かえるよう、同学年・異学年のつながりを重視した自主ゼミを実施する。2年~4年までの各学年から10名を定員としてゼミ生を集い、よりよい活動の構築に力を注ぐ。具体的には、前後期とも各10回、毎回100分のゼミ活動により「学びのコミュニティ」を学内に創り上げる。また、ゼミOB教員との実践交流の場として年3回の「学びの夕べ」、年1回の「オープンゼミ」を開催し、教職を目指す「学びのコミュニティ」の質をさらに高めるように努めていく。

2020曽山ゼミ+α 第2回学びの夕べ <11/14(土)15:30-19:00.Zoom開催>

2021/02/02

  • Zoom画面のスクリーンショット。犬塚先生の素晴らしいプレゼンにゼミ生は皆、「釘付け」でした! Zoom画面のスクリーンショット。犬塚先生の素晴らしいプレゼンにゼミ生は皆、「釘付け」でした!

 教職履修学生が、主体的な学びを通し、「人間関係力豊かな教員になる」という目標に向かえるよう、同学年・異学年のつながりを重視した自主ゼミを実施している。活動の一つとして、毎年「ゼミ+α 学びの夕べ」を開催し、ゼミOBから学校現場の状況に関する話を聴いている。今年はコロナ禍により「学びの夕べ」はZoom開催とした(今年度は2回開催)。11/14当日は、OB、現役、渋井先生(経済学部長)の計20名が参加。画面上のかかわりではあったが、対面と変わらないほどの、楽しい学び多き時間となった。具体的な活動は次の通りであった。

1.15:30-16:00  グルーピング、関係づくり
2.16:05-17:05  講師講話;犬塚偉大 (6期生 愛知県 桜丘高校講師)
3.17:15-19:00  シェアリング&まとめ

<参加した2年生(9期生)Aさんの感想>
 
 今回の犬塚さんの話を聞いて思った事、感じた事、多くありました。まずは、話し方がとても上手でした、今までもゼミ生の先輩のプレゼンを聞いて上手だと感じていましたが、それ以上にパワーポイントを使ったうえでの話はとても惹かれました。曽山先生もおっしゃっていましたがプリントが話している事はなく、プリントがあり自分の言葉があり、話が繋がっていく‥とても聞き入ってしまいました。もう一つは、語られる自分があるのは素晴らしいと思いました。犬塚さんは、専門ゼミや教職ゼミ、アルバイトにボーイスカウト、カメラなど語れる自分がとてもあり自己開示にも繋がっていました。逆に自分はと考えると、ボランティア活動経験などもなく、趣味や特技、人に堂々と話せる強みがないと感じました。でも、まだ大学生活は半分近く残っています。なにか自分の強みになるもの、為になるもの、良い経験と感じられるものに出会えるよう積極的に取り組んでいきたいと考えました。また、私は最近教育採用試験に向けて勉強を始めました。いざ始めると、勉強する範囲の多さや、取得したい検定などが見つかりあと1年半年ではとても足りない、このままで合格できるか不安に感じていました。しかし、今回の話を聞いて合格がゴールではない、自分が教育の現場で何をしたいのか、先生になりたいのか、それは必ずしも公立でなければならないのかなど考える機会になりました。常に自分の考えの先を見据える事で目標が見えてくると感じました。今回の犬塚さんのお話や渋井先生のお言葉で自分について見つめ直す機会をいただきました。

ACTIVITY

活動報告1;2020曽山ゼミ オープンゼミ <8/10(月).13:00-17:00.Zoom開催>

2020/10/05

 教職履修学生が、主体的な学びを通し、「人間関係力豊かな教員になる」という目標に向かえるよう、同学年・異学年のつながりを重視した自主ゼミを実施している。活動の一つとして、毎年「山の日」にゼミOBとの縦のつながりを強める「オープンゼミ」を開催しているが、今年はコロナ禍により8/10(月)、初のZoom開催とした。神奈川、静岡、三重、愛知、岐阜の5県からOB、現役の計18名が参加。縦と横の「最高の糸」結びの時間となった。当日の具体的な活動は次の通りであった。

1.各ブレイクアウトルームでの自己紹介&1分間スピーチ
2.歴代ゼミ長ショート講話(各15分)
3.曽山講義;「教師期待効果・自己効力~小出マジックに学ぶ」
4.全体シェアリング

<1期ゼミ長(2015年3月卒)塚本静さん(神奈川県高等学校商業教諭)の感想>
 初めてのZoomによるオープンゼミ。繋がった瞬間は少し不思議な感じもしましたが、充実したゼミ活動に参加させていただいて感謝の言葉しかありません。新たな学びの形を私たちも日々みつけていかないといけない時代になり、もっともっと勉強しないと…と思いました。大学を卒業して5年が経ちましたが、ゼミでの活動には、あの頃と変わらない安心感をあらためて感じました。後輩たちの頑張りがOBとしてとても嬉しく、誇らしく思います。また、いい刺激になりました。

Zoom画面のスクリーンショット。皆が最高の笑顔。画面上でも、我がゼミ生のかかわりの力は「スペシャル」です! Zoom画面のスクリーンショット。皆が最高の笑顔。画面上でも、我がゼミ生のかかわりの力は「スペシャル」です!

活動報告2;2020後期(17期)第1回ゼミ <9/19(土).18:10-19:50.N305教室>

2020/10/05

 教職履修学生が、主体的な学びを通し、「人間関係力豊かな教員になる」という目標に向かえるよう、同学年・異学年のつながりを重視した自主ゼミを実施し、17期目となる。新たに9期生である2年生7名を迎えた後期第1回目のゼミを、9/19(土)18:10-19:50、N305教室にて参加者18名で実施した。7期生(4年)の星野茉子さん(経済学部)から「ゼミ活動・採用試験に向けた勉強法」等に関する講話を受けた下級生の感想は次のようなものがあり、本ゼミの売りである「縦・横の関係」に対する強い期待がうかがえる。 

<ゼミ9期生(2年)八重樫愛さん(経済学部)の感想>
 初めてゼミに参加し、学ぶことの多さにとても驚きました。まず、先輩たちの喋り方の上手さに驚きました。私は1年時の講義の際、皆の前で発言する機会がありましたが、いざみんなの前に立つと頭の中から言葉が抜けて、上手く話せませんでした。今日もグループで話す時や最後の全体振り返り時にはとても緊張しました。しかし、先輩方は「一年経てばしっかり話せるようになるよ」とおっしゃっていました。先輩方は3分間スピーチも流暢にこなしていて、私もこうなりたい!と強く感じました。初回でこんなにも感じること、学ぶことの多いゼミが今後さらに楽しみとなりました。また、星野先輩の話を聞いていると、先生が話しているのではないかと思うほど話にのめり込みました。気付いたら10分ほど経っており、圧倒されました。星野先輩がおっしゃっていた、仲間が大切という言葉がすごく頭に残りました。初回ゼミで初めて会った同級生や顔見知り程度の同級生もいますが、少しずつ自己開示をしていき距離を縮められるようになりたいです。そして1年後、2年後にお互いに支え合える関係になりたいです。

  • 4年生の講話:ゼミ7期生の星野茉子さん(経済学部)から、「ゼミ活動・採用試験に向けた勉強法」に関する具体的な話を聴いた。 4年生の講話:ゼミ7期生の星野茉子さん(経済学部)から、「ゼミ活動・採用試験に向けた勉強法」に関する具体的な話を聴いた。
  • 「座席間の距離をとる、短時間」等、感染リスクを避けながらのペアワークも行った。 「座席間の距離をとる、短時間」等、感染リスクを避けながらのペアワークも行った。

2020曽山ゼミ+α 第2回学びの夕べ <11/14(土)15:30-19:00.Zoom開催>

2021/02/02

  • Zoom画面のスクリーンショット。犬塚先生の素晴らしいプレゼンにゼミ生は皆、「釘付け」でした! Zoom画面のスクリーンショット。犬塚先生の素晴らしいプレゼンにゼミ生は皆、「釘付け」でした!

 教職履修学生が、主体的な学びを通し、「人間関係力豊かな教員になる」という目標に向かえるよう、同学年・異学年のつながりを重視した自主ゼミを実施している。活動の一つとして、毎年「ゼミ+α 学びの夕べ」を開催し、ゼミOBから学校現場の状況に関する話を聴いている。今年はコロナ禍により「学びの夕べ」はZoom開催とした(今年度は2回開催)。11/14当日は、OB、現役、渋井先生(経済学部長)の計20名が参加。画面上のかかわりではあったが、対面と変わらないほどの、楽しい学び多き時間となった。具体的な活動は次の通りであった。

1.15:30-16:00  グルーピング、関係づくり
2.16:05-17:05  講師講話;犬塚偉大 (6期生 愛知県 桜丘高校講師)
3.17:15-19:00  シェアリング&まとめ

<参加した2年生(9期生)Aさんの感想>
 
 今回の犬塚さんの話を聞いて思った事、感じた事、多くありました。まずは、話し方がとても上手でした、今までもゼミ生の先輩のプレゼンを聞いて上手だと感じていましたが、それ以上にパワーポイントを使ったうえでの話はとても惹かれました。曽山先生もおっしゃっていましたがプリントが話している事はなく、プリントがあり自分の言葉があり、話が繋がっていく‥とても聞き入ってしまいました。もう一つは、語られる自分があるのは素晴らしいと思いました。犬塚さんは、専門ゼミや教職ゼミ、アルバイトにボーイスカウト、カメラなど語れる自分がとてもあり自己開示にも繋がっていました。逆に自分はと考えると、ボランティア活動経験などもなく、趣味や特技、人に堂々と話せる強みがないと感じました。でも、まだ大学生活は半分近く残っています。なにか自分の強みになるもの、為になるもの、良い経験と感じられるものに出会えるよう積極的に取り組んでいきたいと考えました。また、私は最近教育採用試験に向けて勉強を始めました。いざ始めると、勉強する範囲の多さや、取得したい検定などが見つかりあと1年半年ではとても足りない、このままで合格できるか不安に感じていました。しかし、今回の話を聞いて合格がゴールではない、自分が教育の現場で何をしたいのか、先生になりたいのか、それは必ずしも公立でなければならないのかなど考える機会になりました。常に自分の考えの先を見据える事で目標が見えてくると感じました。今回の犬塚さんのお話や渋井先生のお言葉で自分について見つめ直す機会をいただきました。

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