大学概要 【2018年度実施分】豊かな人間関係力を育む「教職自主ゼミ」の構築

教職センター

No.21

実施責任者曽山 和彦

 教職履修学生が、主体的な学びを通して、「教員採用試験に合格する」「人間関係力豊かな教員になる」という目標に向かえるよう、同学年・異学年のつながりを重視する自主ゼミを実施する。2年~4年までの各学年から10名を定員としてゼミ生を集い、よりよい活動の構築に力を注ぎたい。具体的には、ゼミOB教員との連携により、教職を目指す「学びのコミュニティ」をさらに強固なつながりのある場に創り上げたい。

第3回「ゼミ+α 学びの夕べ」<1/26(土).15:30-19:00.校友会館>

2019/02/25

 教職履修学生が、主体的な学びを通し、「人間関係力豊かな教員になる」という目標に向かえるよう、同学年・異学年のつながりを重視した自主ゼミを実施している。そのゼミ活動の一環として、ゼミOB教員の声(採用試験に向けて&学校現場の実際)を聴く機会;「第3回学びの夕べ」を開催した。<1/26(土).15:30-19:00.校友会館.参加者20名>
 2名のOB教員の講話の後、小グループによる意見交換を行った。参加者の三尾幸太朗君(経営学部4年)の感想は次のようなものであり、先輩の背中から様々なことを学んだ様子が見て取れる。 

<参加者;ゼミ5期生(前ゼミ長)三尾幸太朗君の感想>
 松浦さんのお話を、松浦さんが勉強に取り組まれる姿を思い出しながら聴いていました。「とにかくやる、休まずコツコツやる、やるところまでとことんやる」、そんな姿勢を見せてくださいました。その背中は大きな存在です。松尾さんのお話では、部活動についての考えを交流しました。部活動は人によって熱意や考え方が違うので、あまり議論したくないテーマだなあと感じました。それでもとても活発に意見交流がなされていたと思います。それは松尾さんの力でもありますし、曽山ゼミの良い雰囲気があるからだと感じています。
 参加の先輩方は、皆さん楽しく教師という仕事に取り組んでいるように見えます。もちろん辛いこともあると思います。それでも後輩の前では辛そうな顔を見せないところがさすがだなぁと感じています。この会は今ちょうどスタートラインにいる僕や、これからそこを目指す2.3年生にとって教師になるのが楽しみになる会だと感じています。卒業後はその教師の魅力を伝える側になるために、まずは全力で仕事に打ち込んで教師の楽しさを実感したいです。

  • OB教員の講話1;ゼミ4期生である松浦晃介君(三重県立高校教諭;商業)から、特に採用試験に向けての具体的な勉強法について50分の講話をしてもらった。 OB教員の講話1;ゼミ4期生である松浦晃介君(三重県立高校教諭;商業)から、特に採用試験に向けての具体的な勉強法について50分の講話をしてもらった。
  • OB教員の講話2;ゼミ1期生である松尾慎平君(愛知県中学校講師;社会)から、特に現場における部活動指導の実際について50分の講話・演習をしてもらった。 OB教員の講話2;ゼミ1期生である松尾慎平君(愛知県中学校講師;社会)から、特に現場における部活動指導の実際について50分の講話・演習をしてもらった。
  • 全員集合;参加者全員でパチリ。「学びのバトン」を上手に渡す先輩たちであり、上手に受け取る後輩たち。 全員集合;参加者全員でパチリ。「学びのバトン」を上手に渡す先輩たちであり、上手に受け取る後輩たち。

ACTIVITY

第1回「ゼミ+α 学びの夕べ」<4/28(土).15:30-19:00.校友会館>

2018/09/07

 教職履修学生が主体的な学びを通して「人間関係力豊かな教員になる」という目標に向かえるよう、同学年・異学年のつながりを重視した自主ゼミを実施している。そのゼミ活動の一環として、ゼミOB教員の声(採用試験に向けて&学校現場の実際)を聴く機会;「学びの夕べ」を開催した(参加者17名)。2名のOB教員の講話後、小グループによる意見交換を行った。参加学生の感想は次のようなものであり、自主ゼミ実施の目標に十分に迫るものであると思われる。 

<主な感想> OBの方の話を聴くとあらためて教師になりたいと強く思った/現場で活躍されているOBの姿を見るととても勇気をもらえた。いつか自分もOBとして講話できるよう、一生懸命取り組みたい/教員採用試験に向けたOBからの具体的な話は自分の新たなモチベーションへとつなげることができた‥等

  • OB教員の講話;ゼミ1期生である多和田葵さん(経済学部卒、現名古屋市立若宮商業高等学校教諭)から、採用試験に向けての具体的な勉強法、現場における教科指導、生徒指導の実際について60分の講話をしてもらった。 OB教員の講話;ゼミ1期生である多和田葵さん(経済学部卒、現名古屋市立若宮商業高等学校教諭)から、採用試験に向けての具体的な勉強法、現場における教科指導、生徒指導の実際について60分の講話をしてもらった。
  • 小グループによる意見交換;多和田さんの話を聴いた後で、気づいたことや感じたことをお互いに語り合った。 小グループによる意見交換;多和田さんの話を聴いた後で、気づいたことや感じたことをお互いに語り合った。
  • 全体シェアリング(振り返り);正門アプローチの芝生広場にて、「学びの夕べ」の内容全般について、気づいたことや感じたことをお互いに語り合った。 全体シェアリング(振り返り);正門アプローチの芝生広場にて、「学びの夕べ」の内容全般について、気づいたことや感じたことをお互いに語り合った。

鳥取市立桜ヶ丘中学校校内研修への参加 <6/20(水).13:00-16:30> 

2018/09/21

 実施責任者(曽山)が実践研究のスーパーバイザーを務める鳥取市立桜ヶ丘中学校校内研修会にゼミ代表学生1名(経営学部3年.渡部彩夏)が参加した。「人間関係力豊かな教員になる」という目標に向け、現場教師と直接話し合いの機会がもてる研修会への参加は、学生にとって貴重な経験となる。参加学生が、ゼミ活動時、他のゼミ生に報告した「感想」は次のとおりである。

<参加学生の感想>各学級でのかかわり活動を参観した。私は、かかわりの演習を曽山先生の授業で経験したことがあるが、学校現場の様子を見るのは初めてだった。生徒たちは表情もよく、積極的に活動に取り組んでいた。また、先生方は各学級共通の目標を中心に、特にできてないところをピックアップして生徒に伝えていた。このことにより、以前できなかった1つのことを生徒に意識させていると思った。曽山先生の講演では先生方と一緒にかかわりの演習を行ったことで、どのように生徒たちに働きかけるとよいか等の理解が進んだ。ゲーム的活動はお題を変えるだけで生徒たちが飽きることなく、活動の継続ができ、短時間でできるため、すべての学校で取り入れられるとよいと感じた。

  • かかわり活動;「桜咲タイム」の名称で、週1回10分間、全校で行っている活動である。かかわりを通して、ソーシャルスキル&自尊感情の育成をねらった活動は生徒たちになじんでおり、各学級の雰囲気がとてもよいものになっている。 かかわり活動;「桜咲タイム」の名称で、週1回10分間、全校で行っている活動である。かかわりを通して、ソーシャルスキル&自尊感情の育成をねらった活動は生徒たちになじんでおり、各学級の雰囲気がとてもよいものになっている。
  • 校内研修会;実施責任者(曽山)による全体講演の様子。かかわり活動の意義とそれを支えるカウンセリング理論について、参加学生、50名を超える教員が真摯に学んでいる。 校内研修会;実施責任者(曽山)による全体講演の様子。かかわり活動の意義とそれを支えるカウンセリング理論について、参加学生、50名を超える教員が真摯に学んでいる。
  • 校内研修会の様子;教師自身が、かかわり活動~「桜咲タイム」~の演習を行うことで、実際に生徒に行うときの配慮点等に気づくことができる。 校内研修会の様子;教師自身が、かかわり活動~「桜咲タイム」~の演習を行うことで、実際に生徒に行うときの配慮点等に気づくことができる。

第2回「ゼミ+α 学びの夕べ」<7/7(土).15:30-19:00.校友会館> 

2018/10/05

 教職履修学生が、主体的な学びを通し、「人間関係力豊かな教員になる」という目標に向かえるよう、同学年・異学年のつながりを重視した自主ゼミを実施している。そのゼミ活動の一環として、ゼミOB教員の声(採用試験に向けて&学校現場の実際)を聴く機会;「第2回学びの夕べ」を開催した。<7/7(土).15:30-19:00.校友会館.参加者12名>
 2名のOB教員の講話の後、小グループによる意見交換を行った。講話をしたOB教員、杉村美乃里さん(私立高校講師)の感想は次のようなものであり、ゼミへの思い、学校現場の実際の話が、後輩ゼミ生にとって「学びへの応援メッセージ」になったと思われる。 

<講話者;ゼミ4期生(2018年3月経済学部卒業)杉村美乃里さんの感想>
 久々のゼミの落ち着く雰囲気などを味わうことができ、自分の居場所を感じました。発表としては、私が今伝えられることが何なのか、考えがまとまらず困りましたが、いざ話し出すと溢れる気持ちが多く、時間が足りないほどでした。この3ヶ月間、非常勤講師として自分のできることを精一杯やってこれたのかなと思います。
 私は19コマ担当する中で1クラス分しか自分主体の授業がなく、授業準備や成績処理が多くはありません。また補助という立場が多いため、生徒たちから先生と見られなかったり、自分自身、責任感の違いを感じたりもしています。このことから胸を張って先生として頑張っていると言っていいのか、私はまだ学生と変わらないのではないか…と悩む時があります。特に仲良くしていただいている先輩の先生の話を聞くと申し訳ない気持ちや、このままでいいのかわからなくなります。このような悩みを感じながらも補習など、先生方のお役に立てたらという思いと、自分の力を伸ばしたい思いから積極的に仕事をいただけるようこれからも頑張りたいと思います。曽山先生や、ゼミ生のみんなと次に会える機会を楽しみに、日々の仕事を頑張っていきたいと思います。素敵な時間をありがとうございました。

  • OB教員の講話1;ゼミ3期生の暮石晶大君(経済学部卒、公立中学校教諭)から、特に採用試験に向けての具体的な勉強法について60分の講話をしてもらった。 OB教員の講話1;ゼミ3期生の暮石晶大君(経済学部卒、公立中学校教諭)から、特に採用試験に向けての具体的な勉強法について60分の講話をしてもらった。
  • OB教員の講話2;ゼミ4期生の杉村美乃里さん(経済学部卒、私立高校講師)から、特に現場における教科指導、生徒指導の実際について60分の講話をしてもらった。 OB教員の講話2;ゼミ4期生の杉村美乃里さん(経済学部卒、私立高校講師)から、特に現場における教科指導、生徒指導の実際について60分の講話をしてもらった。
  • 小グループの意見交換;OB教員の講話後、小グループを作り、OBへの質問等を中心に様々な気づきや感想をお互いに語り合った。 小グループの意見交換;OB教員の講話後、小グループを作り、OBへの質問等を中心に様々な気づきや感想をお互いに語り合った。

2018オープンゼミ(8/11(土).瀬戸市「瀬戸蔵」.13:00-17:00)

2018/10/12

 本自主ゼミ(曽山ゼミ)は現在6期生(現3年)が中心となり、「教職学びのコミュニティ」として活動を展開し、まもなく7期生(現2年生)が加入する。同学年の「横のつながり」はもちろん、OBも含めた異学年の「縦のつながり」が太いのも本ゼミの特徴である。その「縦のつながり」を確認し、さらに太くすることをねらったイベントが、毎年「山の日(8/11)」に開催している「オープンゼミ」である。現役ゼミ生が会の企画・運営にあたり、今年の「2018オープンゼミ」は3回目の開催となった。東海3県はもちろん、神奈川、静岡、兵庫からのOB参加もあり、当日は1期生3名、2期生2名、3期生6名、4期生7名、5期生7名、6期生6名の計31名のゼミ生が集う、活気ある会となった。「歴代ゼミ長の15分スピーチ」「グループワーク」「全体シェアリング」を通して、現役ゼミ生は先輩からの「学びのバトン」を受け継ぎ、教職への思いをより強くもつことができたのではないかと思われる。

<初代ゼミ長・塚本静さん(2015年3月経済学部卒業.現在神奈川県立商業高等学校教諭)の感想>
 今日はオープンゼミ、ありがとうございました。 昨日名古屋に帰省しましたが、あらためて「自分の居場所ってここなんだなぁ」と感じることができました。神奈川で勤めて3年と4ヶ月が経ちました。いろいろな出来事がありましたが、どれも私にとってはいい経験となり、 力となっています。これからも続く曽山ゼミに少しでも恩返しができるように これからはもっともっと頑張りたいと思います。

  • 歴代ゼミ長集合;初代から6代までのゼミ長の集合写真。皆、リーダーとしてゼミ生をまとめ上げてくれたことに感謝。 歴代ゼミ長集合;初代から6代までのゼミ長の集合写真。皆、リーダーとしてゼミ生をまとめ上げてくれたことに感謝。
  • 歴代ゼミ長の15分スピーチ;写真は初代ゼミ長・塚本静さんのスピーチ風景。学校現場の苦労話、生徒とのかかわりのほっこりエピソード等、熱い思いが後輩たちに届けられた。 歴代ゼミ長の15分スピーチ;写真は初代ゼミ長・塚本静さんのスピーチ風景。学校現場の苦労話、生徒とのかかわりのほっこりエピソード等、熱い思いが後輩たちに届けられた。
  • 全体シェアリング;31名全員が円形になって座り、半日の活動を通して気づいたことや感じたことを自由に語り合った。 全体シェアリング;31名全員が円形になって座り、半日の活動を通して気づいたことや感じたことを自由に語り合った。
  • 全員集合写真;会場「瀬戸蔵」の前での集合写真。休日にもかかわらず、多くの元・現ゼミ生が集まるということは、本ゼミが良き「学びのコミュニティ」に成長してきていることを実感。 全員集合写真;会場「瀬戸蔵」の前での集合写真。休日にもかかわらず、多くの元・現ゼミ生が集まるということは、本ゼミが良き「学びのコミュニティ」に成長してきていることを実感。

第3回「ゼミ+α 学びの夕べ」<1/26(土).15:30-19:00.校友会館>

2019/02/25

 教職履修学生が、主体的な学びを通し、「人間関係力豊かな教員になる」という目標に向かえるよう、同学年・異学年のつながりを重視した自主ゼミを実施している。そのゼミ活動の一環として、ゼミOB教員の声(採用試験に向けて&学校現場の実際)を聴く機会;「第3回学びの夕べ」を開催した。<1/26(土).15:30-19:00.校友会館.参加者20名>
 2名のOB教員の講話の後、小グループによる意見交換を行った。参加者の三尾幸太朗君(経営学部4年)の感想は次のようなものであり、先輩の背中から様々なことを学んだ様子が見て取れる。 

<参加者;ゼミ5期生(前ゼミ長)三尾幸太朗君の感想>
 松浦さんのお話を、松浦さんが勉強に取り組まれる姿を思い出しながら聴いていました。「とにかくやる、休まずコツコツやる、やるところまでとことんやる」、そんな姿勢を見せてくださいました。その背中は大きな存在です。松尾さんのお話では、部活動についての考えを交流しました。部活動は人によって熱意や考え方が違うので、あまり議論したくないテーマだなあと感じました。それでもとても活発に意見交流がなされていたと思います。それは松尾さんの力でもありますし、曽山ゼミの良い雰囲気があるからだと感じています。
 参加の先輩方は、皆さん楽しく教師という仕事に取り組んでいるように見えます。もちろん辛いこともあると思います。それでも後輩の前では辛そうな顔を見せないところがさすがだなぁと感じています。この会は今ちょうどスタートラインにいる僕や、これからそこを目指す2.3年生にとって教師になるのが楽しみになる会だと感じています。卒業後はその教師の魅力を伝える側になるために、まずは全力で仕事に打ち込んで教師の楽しさを実感したいです。

  • OB教員の講話1;ゼミ4期生である松浦晃介君(三重県立高校教諭;商業)から、特に採用試験に向けての具体的な勉強法について50分の講話をしてもらった。 OB教員の講話1;ゼミ4期生である松浦晃介君(三重県立高校教諭;商業)から、特に採用試験に向けての具体的な勉強法について50分の講話をしてもらった。
  • OB教員の講話2;ゼミ1期生である松尾慎平君(愛知県中学校講師;社会)から、特に現場における部活動指導の実際について50分の講話・演習をしてもらった。 OB教員の講話2;ゼミ1期生である松尾慎平君(愛知県中学校講師;社会)から、特に現場における部活動指導の実際について50分の講話・演習をしてもらった。
  • 全員集合;参加者全員でパチリ。「学びのバトン」を上手に渡す先輩たちであり、上手に受け取る後輩たち。 全員集合;参加者全員でパチリ。「学びのバトン」を上手に渡す先輩たちであり、上手に受け取る後輩たち。
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