大学概要 【2020年度実施分】次世代リーダーの育成及び協働的学びのコミュニティの創出

附属高等学校

No.27

実施責任者伊藤 憲人

 「次世代リーダー講座」を全校生徒対象に実施し、グローカルに活躍するリーダーを招聘もしくは訪問して、話を聞くとともに、地域の社会課題を「自分ごと」として捉え、学年、科、コースの枠を超え協働して考え行動していくことを目指す。
 また、それらの課外活動の拠点となり、かつAL型授業、協働的学習を円滑に実施するために教室等の整備と必要となる機器の整備を行う。

英語プレゼンの練習

2021/01/05

 コロナ渦の中で回数は減りましたが、本年度も授業後の最もウエイトを占めている「英語プレゼンの練習」を行っています。週に1、2回程度、不定期で学年の壁を取り払った活動として継続してきました。
 プレゼン練習を行う生徒は、事前に入り口付近においてあるホワイトボードに日時を記してあるため、様々な学年、コースの生徒が見に来ます。これにより、普段の授業では行えない学年の枠組みを超えた意見の共有ができます。また、英語に関しての質問や意見だけではなく、プレゼンに対する意見の方が多く討論されるため、私らが考えてもいないような発見が次々に出てきます。1年生からは「先輩方からの意見はどれも普段の授業では出ないものばかりで、とてもためになる。」「今後のプレゼンで参考にしていきたい。」という感想が多く、2年生からは「昨年、現在3年生の先輩方から意見をもらったこと、また、昨年の自分の体験を生かして、様々な意見を後輩に伝えられています。」「3年生との交流はラボでありますが、1年生との交流はあまりないので、この英語プレゼンの練習で交流の場が設けられてとてもいいと思う。」という感想を常にもらっております。

  • 練習の様子 練習の様子
  • 練習の様子 練習の様子
  • 練習の様子 練習の様子

ACTIVITY

次世代リーダー講座

2020/12/18

 12月3日(木)の授業後、今年度初回となる次世代リーダー講座が開かれました。
 今回は、山川出版社代表取締役であり、元日本代表のラグビー選手の野澤武史さんを講師に、「チームビルディングにおけるリーダーシップ」について考える機会となりました。
 野澤さんの失敗談を含めたご経験をうかがったうえで、「自分の思うリーダー像」について話し合い、リーダーシップの要件や要素、型を学びました。
 参加した生徒からは、「一人でチームを引っ張っていくことがリーダーと感じていたが、周りと共に頑張れる、周りが力を出そうと思える共感型のリーダーシップの話に、これまでの自分はチームを自分のもののように考える独りよがりだったのではないかと気づいた。まず言動を変えてみようと思う。」、「自分はリーダーになる性格ではないと思ってきたが、リーダーシップは自分を超えて物事を判断し、誰かのために行動できることと考えたら、自分もリーダーシップを取りたいと思った。まだ未熟だけど、具体的に行動したい。」といった感想が寄せられました。
 コロナ禍で、部活動においては特にこれまでとリーダシップのあり方が変わってきたというお話も出た中で、部活動のキャプテン、副キャプテンを含む、総勢74名の参加生徒が、各自が自分のチームや行動を振り返り、新たな意欲を持って行動するきっかけとなりました。
 次回は1月に、株式会社DOYA代表取締役社長で認定NPO法人Doooooooo代表理事の銅冶勇人さんを招いて開催する予定です。

  • 講演の様子 講演の様子
  • 参加生徒たちのディスカッション 参加生徒たちのディスカッション

有志生徒による社会課題プロジェクト

2020/12/18

 12月上旬に3回に渡って、国際クラス2年生の林さん、牧さん、山田さんの3名が「キャリアJKズ」と名乗って、「ジェンダー平等と自由なキャリア形成」に関する「D-Fes(Diversity Festa)」と銘打ったオンラインワークショップを開催しました。
 彼女たち3名は「課題探究」の授業で、それぞれが社会課題と結びついたテーマで研究を進めていますが、今回の活動は、それらの研究からさらに展開し、自分たち自身でプロジェクトを立ち上げて活動していきたいという思いから始まりました。ワークショップの内容も「ジェンダーバイアス内面化チェック」や「生理検定」、「生理川柳」、「画像deディスカッション」など、参加者が楽しみながら課題を考えられるよう工夫を凝らしました。
 今回のワークショップはデモ版ということで、3回で29名の参加でしたが、キャリアJKズは、アンケートを取るなどして、今回のワークショップのよかった点と改善点をまとめ、今後に繋げていきたいと話しています。今後は、校外にも広く参加者を募ってワークショップを行い、支援者や協力者を増やしつつ、途上国の女子の生理問題に焦点を当てた活動を展開していく予定です。

  • 初回の参加者たち 初回の参加者たち
  • 3回目の参加者たち 3回目の参加者たち
  • 初めに映し出された諸注意 初めに映し出された諸注意
  • 「画像deディスカッション」のスライドの1枚。この後グループで議論し、主張を発表しました。 「画像deディスカッション」のスライドの1枚。この後グループで議論し、主張を発表しました。

個人研究の共有

2021/01/05

 「個人研究の共有」として、研究の進捗状況を発表する取り組みを行なっています。今回の研究成果発表は、「微生物燃料電池の構造と仕組みについて」で、多くの1年生も興味深く参加していました。微生物燃料電池は、微生物を有効活用して電気を発電することができるので、持続可能な社会での発電に将来役に立つ可能性があるということを実感できたと思います。
 毎週火曜日のSSラボの授業後には、2年生を中心にして、1年生に向けて研究内容について共有するという時間を設けています。次年度、自分の研究を持つ1年生に興味関心を持ってもらったり、個人研究についてフィードバックをしてもらったり、率直な意見を出し合ったりすることで、テーマについて考えを深めるなど、2年生にとっても大変有意義な時間となっています。

  • 授業後に個人研究の共有として研究の進捗状況を披露 授業後に個人研究の共有として研究の進捗状況を披露
  • 研究を披露し互いに深め合う生徒たち 研究を披露し互いに深め合う生徒たち

英語プレゼンの練習

2021/01/05

 コロナ渦の中で回数は減りましたが、本年度も授業後の最もウエイトを占めている「英語プレゼンの練習」を行っています。週に1、2回程度、不定期で学年の壁を取り払った活動として継続してきました。
 プレゼン練習を行う生徒は、事前に入り口付近においてあるホワイトボードに日時を記してあるため、様々な学年、コースの生徒が見に来ます。これにより、普段の授業では行えない学年の枠組みを超えた意見の共有ができます。また、英語に関しての質問や意見だけではなく、プレゼンに対する意見の方が多く討論されるため、私らが考えてもいないような発見が次々に出てきます。1年生からは「先輩方からの意見はどれも普段の授業では出ないものばかりで、とてもためになる。」「今後のプレゼンで参考にしていきたい。」という感想が多く、2年生からは「昨年、現在3年生の先輩方から意見をもらったこと、また、昨年の自分の体験を生かして、様々な意見を後輩に伝えられています。」「3年生との交流はラボでありますが、1年生との交流はあまりないので、この英語プレゼンの練習で交流の場が設けられてとてもいいと思う。」という感想を常にもらっております。

  • 練習の様子 練習の様子
  • 練習の様子 練習の様子
  • 練習の様子 練習の様子
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ