大学概要 【2018年度実施分】フィールドワーク科目におけるPBLの充実

経済学部

No.2

実施責任者伊藤 志のぶ

 本事業は,経済学部の「社会フィールドワーク」科目においてPBLの充実を図るものである。名古屋市上下水道局と本学部の間で「上下水道局事業についての地域連携推進に係る協定書」を締結し,これに基づき,2017年度は上下水道局若手職員と本学学生との共同により上下流交流促進のためのリーフレットを作成した。2018年度も引き続き,上下流交流促進をキーコンセプトに,更に発展的なアクティブラーニングを実施する。

社会フィールドワーク報告書が完成しました。また、自己評価アンケートを実施しました。

2019/03/27

 本年度・本事業の最終的な成果物である「名古屋市の水道事業における上下流交流促進調査報告書~長野県木祖村のケース~」が完成し、名古屋市上下水道局他関係各所に送付しました。表紙と目次を示します。
 また本事業では、学生の成長度等を把握するため学生の自己評価アンケートを実施しましたが、この結果「受講前と比べて自分が成長したかどうか」の設問については、全体平均(5段階評価)で4.1となり、「学びのコミュニティ創出支援事業申請書」に記した成果指標目標値3.5をクリアすることができました(詳細は下記「社会フィールドワーク自己評価アンケート結果」参照)。

社会フィールドワーク自己評価アンケート結果
平成31年1月実施 回答者数:18名

1.下記の項目についてお伝えください。

設問 5段階評価
(1)理論的な考え方ができるようになった。 4.1
(2)話し方(プレゼン力)が向上した。 3.9
(3)文章表現力が向上した。 4.2
(4)行動力が向上した。 4.2
(5)協調性(グループメンバーなど)が向上した 4.1
平均 4.1

2.この授業に対する感想を書いてください(自由記述)。

・提出するものが多く大変だったが、普段の講義と違い、いい講義を受けられたと思った。
・ここまでしっかりとレポートを書いたことがなかったので、書き方を学べてよかった。
・先生方が詳しく教えてくれるので分かりやすい。発表の機会が多くあり身につく。
・リーダーをやらせていただいたが、協調性が向上し、期限までにみんなで力を合わせてできたと思います。
・文章を纏めるときに必要なこと、報告書作成に必須なマナーなどを学ぶことができ、力になった。
・グループに分かれて報告書・パワーポイントを作成することで、それぞれが自身の役割を果たし、責任感を持って取り組むことができた。木祖村の現状を知って、その現状から課題を見つけ、改善するべき点を考え、グループを含めたフィールドワークメンバーで問題解決に取り組むことができた。
・プレゼン資料の作成から報告書の作成にかけて、執筆要領など必要なことが学べた。市役所の方へプレゼンする機会というのはおそらくこのフィールドワークに参加しなければなかった機会なので、とても有意義だった。
・理論的な考え方が少しできるようになったので、今後に活かしていきたい。
・報告書の作成の仕方や文章の構成の仕方を学ぶことができた。また、プレゼン発表をすることによって、この授業を受ける前よりも、人前で話すことに慣れた。
・大変だったがやりがいがあった。
・プレゼンするときに社会人の方々がアドヴァイスしてくださいました。そのアドヴァイスがこれからのプレゼンに活かせるようにしたいと思いました。
・私はプレゼンテーションを行う講義はあまり受けたことがなくて、はじめはどうのようにしたらよいかわからなかったが、他のメンバーのプレゼンを聞いたり、自分で試行錯誤することで、以前よりプレゼン能力が向上したと感じられて良かった。また木祖村について知ることができて良かった。
・報告書の作成やパワーポイントの発表をとおして、文章を考えるようになった。
・実際に調査先を訪れ体験するため、文章にする際も普段とは違った視点から書くことができて、文書の表現力が上がった。実際に足を運ぶことはとても大事であり、普段の授業との違いが良かった。

ACTIVITY

活動報告1

2018/06/25

 昨年度、本事業では名古屋市の上水道事業における「上下流交流」をテーマとし、名古屋市民に水源保全の重要性を知っていただき、水源地域に関心を持ってもらうために、名古屋市の水源のひとつである味噌川ダムの立地する長野県木祖村について、「水」との関わりあいという視点から、木祖村の観光資源、特産品等を紹介するリーフレットを作成しました。
 この度、名古屋市上下水道局および木祖村のご理解・ご協力により、同リーフレットを1,500部作成し、「なごや水フェスタ」(平成30年6月3日(日)、鍋屋上野浄水場にて開催)にて配布いたしました。また、木祖村イメージキャラクター「源流の源気くん」(着ぐるみ)の活動についても、本学学生が協力しました。
 これにより、名古屋市民の皆さんが、上水道の水源について、そして木祖村について、関心を持っていただければ嬉しく思います。

  • 木祖村リーフレット 木祖村リーフレット
  • 木祖村ブース前でのリーフレット配布 木祖村ブース前でのリーフレット配布
  • 木祖村からやってきた「源流の源気くん」 木祖村からやってきた「源流の源気くん」

活動報告2

2018/10/11

 本年度も昨年度に引き続き名古屋市の上水道事業における「上下流交流」をテーマとしたPBLを実施しています。平成30年10月6日(土)、名古屋市水道の水源の一つである味噌川ダムを擁する長野県木曽郡木祖村を視察しました。当日は木祖村役場の高柳様より木祖村の観光振興の現状等についてご説明をいただいた後、NPO法人木祖村・水の始発駅スタッフの皆様のご案内により、奥木曽湖カヌー事業および水木沢天然林ガイド事業を視察しました。これを踏まえ、年度末の報告書作成に向けて、木祖村の魅了発信・上下流交流促進のための施策を検討しているところです。

  • 水木沢天然林視察 水木沢天然林視察
  • カヌー体験 カヌー体験

名古屋市上下水道局にて、名古屋市の上下水道事業および上下流交流の現状についてレクチャーを受けました。

2018/11/09

名古屋市の上水道事業における「上下流交流」をテーマとしたPBLの一貫として、平成30年10月18日(木)、名古屋市上下水道局を訪問し、①名古屋市の上下水道事業の現状と、②流域連携についてレクチャーを受けました。その後、4グループに分かれて、上下水道局の若手職員さんとディスカッションを行いました。若手職員さんには、今後も、上下流交流の促進施策の検討についてアドヴァイスを頂くことになっています。

  • 名古屋市上下水道局でのレクチャー 名古屋市上下水道局でのレクチャー
  • 上下水道局の若手職員さんとディスカッション 上下水道局の若手職員さんとディスカッション

活動報告4

2018/11/26

本事業では、名古屋市の上水道事業における「上下流交流」をテーマとし、名古屋市民に水源保全の重要性を知っていただき、水源地域に関心を持ってもらうための施策を検討しています。このため、平成30年11月、他地域の上下流交流施策調査を行いました。学生が4グループに分かれて、島根県雲南市(尾原ダム)、京都府南丹市(日吉ダム)、静岡県川根本町(大間ダム)、岐阜県下呂市(岩屋ダム)を視察し、名古屋市-木祖村の上下流交流促進に資するアイデア把握に努めました。ここから得られた知見を活かし、施策の提言に向けて検討を進めているところです。

  • 尾原ダムへのアクセス入口JR木次線木次駅 尾原ダムへのアクセス入口JR木次線木次駅
  • 日吉ダムでのバイクツーリングイベント 日吉ダムでのバイクツーリングイベント
  • 大間ダムアクセス入口寸又峡のモニュメント 大間ダムアクセス入口寸又峡のモニュメント
  • 岩屋ダムの堰堤 岩屋ダムの堰堤

「名古屋市の上水道事業における上下流交流の促進」中間報告会を実施しました。

2018/12/25

 名古屋市の水道の安定供給には、水源地域のダム整備や森林保全が大きな役割を担っています。本事業では、名古屋市の水源のひとつである味噌川ダム(長野県木祖村)を取り上げ、名古屋市民の皆さんに水源地域の重要性を認識していただき、関心を持っていただいて、地域の活性化につなげる方策を検討してきました。
 この検討成果について、12月20日(木)10時~12時、本学タワーT702にて中間報告会を開催しました。当日は、名古屋市上下水道局および木祖村の担当職員さんにお越しいただき、様々な意見、アドヴァイスを頂きました。
 これらの貴重な意見、アドヴァイスを踏まえ、年度末の最終報告書完成に向けて検討成果のブラッシュアップを行います。

  • 中間報告会(プレゼン) 中間報告会(プレゼン)
  • 中間報告会(名古屋市上下水道局様による講評) 中間報告会(名古屋市上下水道局様による講評)

社会フィールドワーク報告書が完成しました。また、自己評価アンケートを実施しました。

2019/03/27

 本年度・本事業の最終的な成果物である「名古屋市の水道事業における上下流交流促進調査報告書~長野県木祖村のケース~」が完成し、名古屋市上下水道局他関係各所に送付しました。表紙と目次を示します。
 また本事業では、学生の成長度等を把握するため学生の自己評価アンケートを実施しましたが、この結果「受講前と比べて自分が成長したかどうか」の設問については、全体平均(5段階評価)で4.1となり、「学びのコミュニティ創出支援事業申請書」に記した成果指標目標値3.5をクリアすることができました(詳細は下記「社会フィールドワーク自己評価アンケート結果」参照)。

社会フィールドワーク自己評価アンケート結果
平成31年1月実施 回答者数:18名

1.下記の項目についてお伝えください。

設問 5段階評価
(1)理論的な考え方ができるようになった。 4.1
(2)話し方(プレゼン力)が向上した。 3.9
(3)文章表現力が向上した。 4.2
(4)行動力が向上した。 4.2
(5)協調性(グループメンバーなど)が向上した 4.1
平均 4.1

2.この授業に対する感想を書いてください(自由記述)。

・提出するものが多く大変だったが、普段の講義と違い、いい講義を受けられたと思った。
・ここまでしっかりとレポートを書いたことがなかったので、書き方を学べてよかった。
・先生方が詳しく教えてくれるので分かりやすい。発表の機会が多くあり身につく。
・リーダーをやらせていただいたが、協調性が向上し、期限までにみんなで力を合わせてできたと思います。
・文章を纏めるときに必要なこと、報告書作成に必須なマナーなどを学ぶことができ、力になった。
・グループに分かれて報告書・パワーポイントを作成することで、それぞれが自身の役割を果たし、責任感を持って取り組むことができた。木祖村の現状を知って、その現状から課題を見つけ、改善するべき点を考え、グループを含めたフィールドワークメンバーで問題解決に取り組むことができた。
・プレゼン資料の作成から報告書の作成にかけて、執筆要領など必要なことが学べた。市役所の方へプレゼンする機会というのはおそらくこのフィールドワークに参加しなければなかった機会なので、とても有意義だった。
・理論的な考え方が少しできるようになったので、今後に活かしていきたい。
・報告書の作成の仕方や文章の構成の仕方を学ぶことができた。また、プレゼン発表をすることによって、この授業を受ける前よりも、人前で話すことに慣れた。
・大変だったがやりがいがあった。
・プレゼンするときに社会人の方々がアドヴァイスしてくださいました。そのアドヴァイスがこれからのプレゼンに活かせるようにしたいと思いました。
・私はプレゼンテーションを行う講義はあまり受けたことがなくて、はじめはどうのようにしたらよいかわからなかったが、他のメンバーのプレゼンを聞いたり、自分で試行錯誤することで、以前よりプレゼン能力が向上したと感じられて良かった。また木祖村について知ることができて良かった。
・報告書の作成やパワーポイントの発表をとおして、文章を考えるようになった。
・実際に調査先を訪れ体験するため、文章にする際も普段とは違った視点から書くことができて、文書の表現力が上がった。実際に足を運ぶことはとても大事であり、普段の授業との違いが良かった。

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  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ