大学概要【2016年度実施分】現場触発型アクティブラーニングの実践~初年次導入教育とFSP~

経営学部

現場触発型アクティブラーニングの実践~初年次導入教育とFSP~
実施責任者:瀬川 新一

MS26教育MISSIONでも謳っている「主体的な学び」を涵養するべく、本年度も昨年度同様、2ゼミを1クラスとして産学連携によるフューチャー・スキルズ・プロジェクト(Future Skills Project:FSP)講座を実施する。本年度は参加ゼミ数、クラス数とも昨年比3倍となっているが、次年度のさらなる規模拡大を図るためにも、事前の講師研修実施、協力企業担当者との意思疎通の徹底など、教育効果の向上という結果に繋がる取り組みを意識しながら運営に臨んでいるところである。本プロジェクトの範囲外にはなるが、後期には、クリティカル・シンキングやKJ法といった思考法の習得に特化した連続講座を予定しており、前期のFSP講座との相乗効果によって主体的に学ぶ姿勢と論理的思考の両方をより効果的に会得できるものと期待している。

ACTIVITY

1社目企業からのミッションに対する第2次プレゼンテーション(7/14更新)

2016/07/14

2016年5月31日(火)に1社目企業からのミッションに対する最終プレゼンテーションを行いました。写真は、今井・橋場クラスでのプレゼンの様子です。現状2,000名である名古屋市内在大学の海外研修参加者数を、2018年度までに倍増させるための企画案について提案しています。

今井・橋場クラスでのプレゼンの様子

1社目の課題に対する最終プレゼンテーション終了後の様子(1/5更新)

2017/01/05

2016年5月31日(火)に実施された、1社目の課題に対する最終プレゼンテーション終了後の宮崎・岸川クラス、田代・田澤クラスの様子です。
宮崎・岸川クラスでは「生産財市場において、インターネットをどのように活用すればよいか」 、
田代・田澤クラスでは「2060年の少子高齢化社会のなかでデフレ化を歯止めする有効な商品企画を考える 」と
いずれもハイレベルな課題が提示されました。
無事、最終プレゼンテーションを終え、皆ホッと一息ついています。

宮崎・岸川クラス(1社目羽根田商会最終プレゼン終了時)

田代・田澤クラス(1社目タキヒヨー最終プレゼン終了時)

2社目企業からのミッションに対する第1次プレゼンテーション(1/6更新)

2017/01/06

2016年6月28日(火)に、2社目企業からのミッションに対する第1次プレゼンテーションを実施しました。
写真は今井・橋場クラスの様子です。
今回のミッションは「研修会社 A社様 研修申込みシステム再構築」という内容です。
・申込み数が増加するための情報提供(=利用者への魅力的なコンテンツ)であること
・海外拠点へ展開できる理解されやすいユーザインターフェースであること
という条件が付けられています。
加えて、他社のHPをベンチマークしたうえで、新規提案することが求められるという、極めて難易度の高い課題です。
ミッションが示されると、学生たちは戦々恐々としていましたが、皆で知恵を絞って何とかこの日の1次プレゼンテーションにこぎ着けました。
1次プレゼン終了後、企業講師から厳しくも暖かいコメントを頂戴しました。

NTTデータ東海1次プレゼン全体説明

今井・橋場クラス(2社目NTTデータ東海1次プレゼン)

今井・橋場クラス(2社目NTTデータ東海1次プレゼン2)

経営学部FSP講座2社目最終プレゼンテーションを実施しました。(1/25更新)

2017/01/25

2016年7月12日(火)、経営学部FSP講座2社目最終プレゼンテーションを実施しました。
半年間にわたる取り組みの総決算です。
学生たちは、緊張しながらも精一杯、それぞれのグループなりに導き出したアイディアを懸命に報告してくれました。
その後、それぞれの報告に対して、企業講師の皆様から、丁寧なコメントを頂戴しました。
企業講師からの指摘や助言に耳を傾ける学生たちの神妙な顔つきが印象的でした。
最後は、企業講師と学生たちで記念写真を撮りました。

今年度FSP講座修了後、学生および企業講師の方々からは、様々な感想が寄せられました。
ここでは、その一部を紹介いたします。
学  生:「とても良い経験になった」
     「アイディアを形にしていくことの楽しさを感じた」
     「大変なことがたくさんあり、気づかされることもたくさんあった」
     「一人一人がチームに貢献しようとする気持ちがないと、良いプレゼンはできないことが分かった」
     「コミュニケーションを取ることの難しさを痛感した」
     「自分の持っている知識が全然足りないので、講義や資格試験の勉強にしっかり取り組みたい」
     「もっと頑張れたはずなのに、悔しい」
   
企業講師:「自分も学生時代に、こんな授業を受けてみたかった」
     「学生の方たちの成長する姿を目の当たりにできて、大変刺激になりました」

宮崎・岸川クラス(プレゼン1)

宮崎・岸川クラス(集合写真)

今井・橋場クラス(コメント)

今井・橋場クラス(講評)

今井・橋場クラス(集合写真)

田代・田澤クラス(プレゼン1)

田代・田澤クラス(質疑応答)

田代・田澤クラス(集合写真)

後期実施Woomax担当授業の光景(1/26更新)

2017/01/26

経営学部では、FSP講座実施ゼミを対象として、2016年11月8日(火)、15日、22日、29日、12月6日の5回、Woomax社担当の授業を開催しました。
この一連の授業では、FSP講座を補完することを企図し、KJ法、ロジックツリーなどの思考方法・ツールを学んだ上で、2つの課題に取り組みました。
FSP講座で学ぶ意欲が高まった学生に、思考方法やプレゼンテーションのノウハウなど、在学中はもちろん社会に巣立った後も役立つであろう
一生物のスキルを身につけてもらおうとの趣旨で、昨年からスタートした授業です。
学生たちには、「アルバイト先でのトラブルにどう対応するのか」そして「高校生を相手に名城大学をどのようPRするのか」という内容の課題が与えられました。
FSP講座とは異なり、比較的学生たちにとって身近なテーマであることも手伝ってか、学生たちは終始リラックスした様子で議論やプレゼンテーションに臨んでいました。

今井・橋場クラス(授業光景)

今井・橋場クラス(第1課題プレゼンテーション)

今井・橋場クラス(第2課題プレゼンテーション)

田代・田澤クラス第2課題プレゼンテーション

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