大学概要【2016年度実施分】国際開発・国際協力ゼミでの主体的研究をもとに グローバル社会へ向けた映像メッセージの制作・発信
経済学部
【国際開発・国際協力ゼミでの主体的研究をもとにグローバル社会へ向けた映像メッセージの制作・発信】
谷村光浩ゼミナールでは、国際開発・協力に関心を寄せる専門ゼミ生がグローカルな諸課題について主体的に研究を進めています。
そうした成果を発表する場として企画・運営されている経済学部レポート・フェスティバルでは、2015年度より、30~60秒程度を目安に制作した映像作品とともに研究報告することを試み始めました。
今年度からは、国際機関のビデオ・コンテスト等への出品を視野においた映像づくりにも着手いたします。
ACTIVITY
活動報告1(7/28更新)
2016/07/28
活動報告2 (8/30更新)
2016/08/30
今年度、谷村ゼミでは「第5回ユニセフOne Minute Video コンテスト」をめざして、映像づくりを進めてきました。そして、この夏、応募させていただきました4作品のうち、1作品「きれいな夜空」(えのぐ班)が、大変ありがたいことに入賞にいたりました。
「ユニセフOne Minute Video コンテスト」は、世界中の子どもたちに向けてメッセージを発信し、国籍を越えて関心や夢を分かち合うことなどを目的に実施されています。
グローバル社会では、より良い世界を形成するために「持続可能な開発目標 (SDGs)」が掲げられるなか、今回のコンテストは、まさに「だれも、置き去りにしない。」がテーマでした。
私たちは、まずはさまざまな観点から、「置き去り」とはなにか、「だれ」とは誰か、という要語を話し合いました。そして、絵コンテの段階においては、「ものの見方・考え方」といったところから、ことがらを根本的にとらえ直すことの大切さを、子どもたちにいかに伝えるかに苦心しました。
「きれいな夜空」では、一見するといらないようにみえる「いつのまにか濁った水」に、いつもの「さあ、どう片づけようか?」ではなく、「この水でなければできないこともある」というかたちで、「だれも、置き去りにしない。」に込められた一つの意を表現してみました。
活動報告3 (12/8更新)
2016/12/08
今年度のゼミ研究「変わりゆく国際技術協力のかたち、そして今後求められるかたち」につきましては、12月の経済学部レポート・フェスティバルでの報告にむけて、取りまとめ作業の段階に入りました。
この夏の文献研究に続き、10月1日(土)には、東京にて開催されました「グローバルフェスタJAPAN 2016」にて、国際協力に尽力されている諸団体の専門家・スタッフの方々より現場で心を砕かれていることをうかがい、また、10月12日(水)には、東京大学名誉教授 太田勝敏先生より、アジアの大都市を事例に次世代モビリティについて学ばせていただきました。
10月下旬からは、これまでの考察をもとに、研究報告の骨格を固めながら、プレゼンテーション時の映像メッセージづくりにも着手しています。
活動報告4(1/12更新)
2017/01/12
2016年12月17日(土)、経済学部レポート・フェスティバルが開催され、谷村光浩ゼミナールでは、「途上国への技術協力を考える」を主題に、「グローバル化が進展するなかで」と「シンギュラリティが語られ始めたなかで」という二つの視角から発表しました。いずれの報告も、研究内容をもとに制作した「予告編」映像の提示からプレゼンテーションを開始し、会場のみなさんとの活発な質疑応答へとつながりました。
また、同日すべての参加者が集う15:35からのイベントでは、2016年「第5回ユニセフ One Minute Video コンテスト」に本ゼミから応募した4作品について概説する機会を与えられ、そのうちの1作品『きれいな夜空』[えのぐ班]入賞の報告もいたしました。