大学概要【2018年度実施分】ロボットコンテスト参加を通じた高度メカトロニクス技術者育成教育

理工学部

ロボットコンテスト参加を通じた高度メカトロニクス技術者育成教育
実施責任者:大原 賢一

本事業では,高度メカトロニクス技術者育成を目的として,ロボットコンテストの参加・入賞を目指した実践的な教育を実施する.この活動を通じて,参加学生同士,学生と教員,さらには国内外の他大学や企業との交流を通じたコミュニティを創成し,通常のカリキュラムだけでは培うことのできない,広い視野とヒューマンネットワーク有する技術者の育成を目指す.

ACTIVITY

活動報告1

2018/09/20

■開催日時 2018年9月2日
■開催場所 名古屋工学院専門学校

名古屋工学院専門学校で開催された第33回マイクロマウス中部地区初級者大会において,理工学部メカトロニクス工学科の岩澤亮介君(3年),日比巧君(1年),松井良薫君(1年)の3名がマクラッシクマウス競技において,優勝,準優勝,3位に輝きました.また,出場したマイクロマウスのキットであるPi:Co Classicにおいて,一番成績の良かったものを対象に賞が与えられるマイクロマウスキット大会(Pi:Co杯)においても,日比君が優勝に輝きました.

表彰式にて,中部支部長より表彰とトロフィーをいただいた3名

活動報告2

2018/10/15

 国際ナノ・マイクロアプリケーションコンテスト(i'CAN)は毎年開催され、世界各国を巡回します。MEMS (Micro Electro Mechanical Systems)技術を使ったセンサ・デバイスを活用し、新しいアプリケーションのアイデア、有用性、実現性を競う大会です。第8回i'CAN18の国内予選が4月22日(日)に仙台市で開催され、大学院生、大学生、高校生からなる、全17チームが参加しました。
 名城大学から4チーム、2年生が11名、M1が2名、合計13名の学生が参加しました。午前は来客者への説明。午後は審査員を迎え、各チームがプレゼン、デモ、質疑応答を行いました。審査の結果、名城大チームTKKが奨励賞を受賞しました。新しい発想、具体化のレベル、発展性が評価されました。
 参加2年目ですが、「奨励賞」を受賞という良い結果が得られました。学生が自主的に提案、企画、行動、参加することで知識と技術の習得、仲間との連携、自分のアイデアの実現、発表能力の向上、更に他の学校との交流ができたことが大きな収穫となったと思います。

奨励賞受賞に喜ぶメンバー

審査員からのコメントに答える様子

2018iCAN名城大参加メンバ

活動報告3

2018/10/15

■開催日時 2018年9月30日
■開催場所 東京都立産業貿易センター

東京都立貿易センターで開催された第33回全日本学生マイクロマウス大会に本学より3名が参加した.2名がクラシックマウス競技,1名がロボトレース競技に参加し,メカトロニクス工学科1年の松井良薫さんがマイクロマウスキットを対象とした大会であるPi:Co杯の優勝に輝いた.

大会に参加した3名

自身のマイクロマウスの調整の様子

Pi:Co杯優勝の賞状を持つ松井君

活動報告4

2018/11/15

■開催日時 2018年11月11日
■開催場所 東京海洋大学 越中島キャンパス

 測位航法学会が主催しているGPS・QZSSロボットカーコンテスト2018に,理工学研究科メカトロニクス工学専攻M1荒川君,理工学部メカトロニクス工学科B2小田君,保田君,山田君,同B1大竹さんが参加し,ダブルパイロン+部門で参加19チーム中4位入賞,およびニアピン賞が受賞された.(ニアピン賞はロボットを最終的に規定の位置に停止させる際に,より近い場所に停止できたチームに授与される.)
 なお,ダブルパイロン+部門では,20mほどのコースに設置されたパイロンの緯度経度が付与され,ロボットに搭載された衛星測位の受信機を利用して,パイロンを周回した回数を競うレースとなっている.

参加チームとロボットの様子

ニアピン賞が授与された

現地で参加したメンバー

ロボットが走行している様子

活動報告5

2018/11/27

 東京ビッグサイトでWRS Future Convenience Store Challenge (以下FCSC)プレ大会が開催されました.FCSCは,コンビニエンスストアでの作業を自動化するための技術開発を目的に,開発したロボットや設置型インフラを開発して,作業の正確性,有用性,実現可能性を競う大会です.国内外合わせて23チームが参加し,技術を披露しました.我々MeiBlueは,日配品(おにぎり,お弁当など)の補充や消費期限切れの商品の廃棄を行う「陳列・廃棄タスク」と近未来の顧客サービスの提案を行う「接客タスク」の2部門に4年生が2名,修士1年生が1名,修士2年生が3名の計6名が参加し,「陳列・廃棄タスク」で5位となりました.

MeiBlueとしての参加は昨年に続いて2回目となり,昨年達成できなかった課題を達成できたことが大きな収穫だったと言えます.

MeiBlueの競技の様子は下記でご覧いただけます.

https://www.youtube.com/watch?v=mPZaym4Fxuk&feature=youtu.be&t=624

MeiBlueのロボットが弁当を棚に並べる様子

競技終了後の記念撮影

活動報告6

2018/11/27

■開催日時:2018年10月28日
■開催場所:名古屋工学院専門学校

名古屋工学院専門学校で開催された第37回マイクロマウス中部地区大会にメカトロニクス工学科3年生1名,1年生2名が参加した.初級者大会に対して,全日本大会でも上位に入るメンバーが集結した大会となったため,入賞とはならなかったが,3名中2名が完走し,12月1日,2日に開催される全日本大会への参加に向けてポイントを稼ぐことができた.今回の参加を通じた課題をあと1ヶ月で改善し,全日本大会に挑戦する.

心配そうに自身のマウスを見守る岩澤君(メカトロニクス工学科 3年生)

自分のマウスを見守る松井君(メカトロニクス工学科 1年生)

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ