大学概要【2018年度実施分】日本文化プロジェクト

附属高等学校

日本文化プロジェクト
実施責任者:岩崎 政次

グローバル化が進み、海外との交流が増加する中で、自国の文化を学びアイデンティティを再認識する必要性は高まっている。そのため、「和太鼓」「茶道」「華道」「剣道」「柔道」等を通じた日本文化の学習をSGHを核として全校生徒、部活動に取り入れ、国際交流に役立てる。学年、所属を越えて和太鼓を練習、演奏することにより、本校に対する帰属意識を醸成するとともに、外国人との交流を深め、日本文化の豊かさを体験させる。

ACTIVITY

台北市中崙高級中学との交流と和太鼓購入

2018/06/13

5月22日に台北市中崙高級中学の生徒24名、引率教員2名が来校し、本校国際クラスの3学年84名の生徒が応対しました。歓迎式典の中では、両校とも代表生徒が日本語、中国語の2つの言語で挨拶し、和やかな雰囲気の中で交流が始まりました。中崙の生徒による学校紹介の後、本校3年生による和太鼓の演奏が行われました。今回は小編成による披露でしたが、中崙の生徒は興味深そうに鑑賞していました。本校生の案内で校内見学をした後、12のグループに分かれてテーマ別ディスカッションを行いました。学校制度、食文化、年中行事の三つをテーマとして話し合いをしました。共通言語である英語を駆使して議論し、お互いの文化の違いを実感しているようでした。討論の結果を代表生徒が発表した後、全員で記念撮影を行って親交を深めました。相互に異文化を理解する貴重な体験となりました。

 今回の交流には間に合いませんでしたが、今年度も学びのコミュニティ創出支援事業として認められた予算をもとに和太鼓を購入することができました。6月4日に堀田新五郎商店から真新しい一尺六寸の和太鼓3台が届き、国際クラスの生徒が受け取りました。これで昨年度購入分と合わせて、大編成による演奏に必要な一尺六寸の和太鼓はすべて揃いました。いつでも練習できる環境が整ったので、日本文化の発信に役立つ演奏技術のさらなる向上が期待されます。

本校生徒による和太鼓演奏

台湾の生徒を交えた討論会

真新しい和太鼓が到着

業者による和太鼓のメンテナンス

文化祭での和太鼓演奏

2018/10/01

9月15日(土)に開催された附属高校の文化祭において、2年国際クラスの生徒が伝統の和太鼓演奏を披露しました。今年は2年国際クラスの生徒数が23名と少なく、例年通りの迫力ある演奏ができるか心配されましたが、生徒たちは先輩たちの演奏に負けまいと異常な酷暑の中も一致団結して練習を続け、見事に演奏をやり遂げました。学びのコミュニティ創出支援事業によって大編成に必要な一尺六寸の和太鼓はすべて揃い、生徒たちは心置きなく練習に打ち込むことができました。国際クラスから名城大学人間学部、外国語学部に進学したOB、OGたちも応援に駆けつけ、温かいまなざしで見守っていただきました。先輩から代々受け継がれている、「風雅」「秩父」「北斗」という3曲の演奏を無事終えることができた生徒たちの表情には大きな安堵感と達成感が見られました。雨天の中足を運んでいただいた多数の来場者からも惜しみない拍手をいただくことができました。また、今回はマレーシアから来日し、国際クラスに体験入学しているイヤプさんが太鼓の演奏に参加しました。1週間足らずの練習で見事な演奏を披露していました。語学力にとどまらない彼女の高い能力に、生徒たちも大きな刺激を受けていました。彼女が日本文化の魅力を母国でも広めてくれることを期待しています。

息の合った決めポーズ

腹筋を使う激しい演奏

気合十分、大迫力

留学生のイヤプさん(左端)

留学生の茶華道体験

2018/12/25

12月14日に、マレーシアから来日し国際クラスに体験入学しているイヤプさんが、茶華道部の活動に参加しました。最初はぎこちない様子でしたが、部員の指導を受けながら見事に茶道の所作をこなしていました。初めて体験する日本特有の作法に興味津津の様子でした。
 本校茶華道部は部員50名で、茶道と華道のお稽古に毎週隔週で励んでいます。茶道は表千家の作法について学んでいます。お稽古では、もてなす側とお客側に分かれて、実際のお茶会にいつでも参加できるよう練習しています。華道は池坊という流派について学んでいます。生けたお花は校内のエントランスや廊下、校長室などに飾り、来校者から大変ご好評をいただいています。
また、文化祭では、「茶華堂」というお店を出し、浴衣を着て来場者のみなさんをもてなしています。グローバル化が進み、海外研修や留学生が増加する中で、日本文化の良さを発信できるよう今後も活動の場を広げていきます。

慣れない手つきでお箸を使うイヤプさん

お茶の作法を学ぶイヤプさん

浴衣姿でお茶を点てる茶華道部員

来場者におもてなしをする茶華道部員

クリスマスコンサートで太鼓演奏

2019/01/17

12月21日の2学期終業式後に吹奏楽部によるクリスマスコンサートが開催されました。部員たちはそれぞれクリスマスにちなんだ仮装をし、定番のクリスマスソング5曲を見事に演奏しました。当日はたくさんの生徒が集まり、楽しい演奏に聴き入っていました。この演奏会の前後に和太鼓の披露があり、一味違った音の響きが注目を集めました。本校吹奏楽部は、部員49名で、コンクール入賞をめざして日々練習に励んでいます。大会前には合宿を行って部員の一体感を高めています。
学外の様々な行事にもボランティアで参加し、演奏技術を磨くとともに地域に貢献しています。
今後は吹奏楽部のレパートリーの中に和太鼓の演奏を取り入れ、日本文化の発信にも一役買っていきたいと考えています。

購買部のスペースもクリスマス一色

指揮者に合わせて息の合った演奏

部員全員が仮装して盛り上げる

コンサートの締めに和太鼓を披露

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