大学概要【2021年度実施分】教員のつながりを活用した民間企業・国研などと連携した最先端研究にふれる取り組み

理工学部

教員のつながりを活用した民間企業・国研などと連携した最先端研究にふれる取り組み
実施責任者:六田 英治

本学科・本専攻では研究者レベルでの共同研究や国家プロジェクト等を通して20機関以上への民間企業や国研などと連携している。このリソースを活用し、卒業研究や大学院生をそれらのコミュニティへ派遣することによって、学生が最先端研究に触れる機会を提供する。そして、学生が他者との協同による気づきや刺激により成長するコミュニティの構築と発展を目指す。

ACTIVITY

大型放射光施設Spring-8への派遣

2021/05/12

派遣日時:令和3年4月20日~令和3年4月24日
派遣場所:兵庫県佐用郡佐用町光都1丁目1-1
派遣内容:大型放射光施設Spring-8のビームライン(BL11XU QST)実験ハッチ3を使用し、グラフェン成長のその場X線回折測定を行った。我々は析出法とよばれる成長法によりグラフェン成長をしており、加熱処理中のグラフェン成長サンプルをin situでX線回折測定することによりグラフェンの析出成長過程を明らかにすることを目的としている。本実験は、量子科学技術研究開発機構の方々と合同で行った。
学んだことに対する抱負:本派遣では、大型放射光施設Spring-8のその場X線回折測定により、Ni触媒の結晶性がグラフェンの配向に与える影響を測定した。放射光を用いた実験は貴重であり、得られたデータを詳細に解析し、グラフェン析出成長の理解につなげたい。

実験ハッチの開閉を行っているところ

サンプルの取り付けをしているところ

X線検出器を取り付けている様子

大型放射光施設Spring-8でのグラフェン成長のその場観察

2021/11/10

派遣日時:令和3年11月1日~令和3年11月5日
派遣場所:兵庫県佐用郡佐用町光都1丁目1-1
実施内容:大型放射光施設Spring-8のビームライン(BL11XU QST)実験ハッチ3を使用し、グラフェン成長を行った。析出法は簡便なプロセスで大面積のグラフェン成長が可能であるが、加熱中の成長メカニズムは不明である。BL11XUでは加熱中のグラフェン成長の様子をその場観察できるため、今回測定を行った。本実験は、量子科学技術研究開発機構の方々と合同で行った。

学んだこと、抱負:本派遣で学んだことは、放射光の性質、応用です。析出法によるグラフェン成長のその場観察実験を通して放射光の性質を知り、どのように応用され利用されているか学びました。

X線検出器を取り替えている様子

RHEED観察中の様子

液体窒素を開閉している様子

実験ハッチを操作している様子

日本製鋼所との共同研究の実施

2021/11/24

派遣日時:令和3年11月18日~令和3年11月19日
派遣場所:(株)日本製鋼所
実施内容:深紫外半導体レーザの端面誘電体多層膜ミラーに関しての共同研究を実施している日本製鋼所を訪問し、名城大学で作製した深紫外半導体レーザに端面形成の検討を進めた。

ECRスパッタの搬入口を閉めている様子

西進商事との共同研究の実施

2021/12/06

派遣日時:令和3年11月29日
派遣場所:(株)西進商事
実施内容:縦伝導の深紫外半導体レーザにおける、中間Al組成AlGaNのレーザーリフトオフ(LLO)プロセスの検討を進めた。AlGaNをレーザにより融解し、それによって基板から剥離し、高性能な半導体レーザを開発するための技術開発を進めている。

LLOを実施しているところ

LLOを実施しているところ

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