大学概要【2018年度実施分】「名城大好き!」学生を増やす学生ピア・サポート
学務センター
学生は、学生生活を通じて自己アピールや成長するための様々な機会を求めています。学生ピア・サポートの活動は、そのような学生の期待に応えるための一活動です。学生の助け合い活動のリーダーとなるピア・サポーターには、専門的な知識・スキルが不可欠です。名城大学学務センターではピア・サポーターである「学生協力員」に対して、本学の歴史、スピリッツや学内資源の知識を含めたサポーター研修を企画・実施し、活動を支援しています。この取組を通じ、本学の教育と学生支援の向上を目指すとともに、大学満足度や帰属意識の高い学生を輩出していきます。
ACTIVITY
新入生インフォメーションで学生協力員が活躍しています(4/4更新)
2018/04/04
新入生インフォメーションの様子
4月1日(日)から13日(金)まで、タワー75の2F学生ホールで、学生協力員「ぴあさぽ」が新入生を対象に教室案内や簡単な相談ができる「新入生インフォメーション」を開き、ピアサポート活動を行っています。3つの時間帯、朝8時30分から9時まで、昼12時30分から13時まで、夕16時30分から17時まで、新入生は専用ブースで緑のジャンバーを着た先輩と話すことができます。新入生からは、教室や施設の場所の他、履修、クラブ、証明書、奨学金、教科書についての相談がきています。学生協力員は履修について学生便覧などを一緒に確認することはありますが、誤りのないよう学務センターの教務窓口を案内しています。また、学生協力員は困っている1年生に積極的に話しかけ、教室近くまで同行するなどの対応をしています。
学生協力員は、新入生支援活動を想定したコミュニケーション研修を受けており、初めての人と話す練習をしています。彼らは、この「新入生インフォメーション」で成果を発揮できています。
学生協力員「ぴあさぽ」研修合宿で信頼の壁を築く!!
2018/10/05
9月10日(月)~11日(火)に学生協力員「ぴあさぽ」26名は三重県四日市市少年自然の家で、一つの目標に向かって全員の力を合わせる組織づくり(チームビルディング)を目的に、合宿を行いました。
研修プログラムは、①コミュニケーション(座学)、②コミュニケーション(アクティブワーク)、③よくするチーム活動、④リーダーシップの4つのワークで行われました。4つのワークは、学生協力員「ぴあさぽ」内の「よくする・まなぶチーム」の学生が進行しました。
プログラム1[コミュニケーション(座学)]は、「信頼の壁を築け」です。
①異なる学年の人とのコミュニケーションにおいて、自分自身や他者の動き・かかわり方についてワークを行いました。また、今後の学生協力員「ぴあさぽ」を盛り上げていくために学生達は熱心に取り組んでいました。
プログラム2[コミュニケーション(アクティブワーク)]は、「ぴあさぽ運動会」です。
②学生協力員「ぴあさぽ」のつながりを強くするためにバレーボール、スタンドアップゲーム、借り物(人)競争、綱引きを3チームに分けて行いました。その中で、自然とお互いの名前を呼び合い、笑顔で協力する姿が見られました。
プログラム3は、「よくするチーム活動体験」です。
③「よくするチーム」の活動を全員で体験すべく、名城大学のことを知り、よくするためにはどうしたらよいのか・何ができるのかをPDCAサイクルを回してディスカッションすることをグループワークで体験しました。同時に、「よくするチーム」も今回の合宿を通してPDCAサイクルを回すことにもつながることになりました。
プログラム4は、「リーダーシップについて」です。
④今年度になり新しく15名の新規メンバーが学生協力員「ぴあさぽ」に加わりました。新規メンバーがますます活躍するべくリーダーシップについて学び、自分自身のリーダーシップのスタイルについて考えました。また、グループワークの中で自身がどのように立ち回るのかを実践することで今後の学生協力員「ぴあさぽ」の活動において生かせるプログラムでした。
この研修合宿を通じて、チーム関係なく学生協力員「ぴあさぽ」の団結力を高めることができました。学生協力員「ぴあさぽ」は合宿で学んだことを生かして、今後の全体・チーム活動に取り組んでいきます。
学生協力員「ぴあさぽ」で第3回教養講座を実施!
2018/12/18
学生協力員「ぴあさぽ」が、平成30年12月12日(水)16:30~18:00に共通講義棟東H602講義室にて、教養講座を実施し、32名の参加者がありました。教養講座とは、自由な興味関心による学びをねらいとした学生協力員企画の講座です。今回は、経済学部の李 秀澈教授が「環境と経済を考えよう~地球温暖化防止に向けた低炭素社会への道~」というテーマで講義を行いました。このテーマには学生協力員の「今までの常識では考えられない異常気象が近年多発して、世界規模で甚大な被害が出ている原因として考えられるのは地球温暖化であり環境破壊の進行である。日頃、この問題について考えることはあまりないと思ので、自分たちが住んでいる地球を守るために今できることはどのようなことなのかを学生に考えて、実行に移してもらいたい」という、意図が込められています。
参加者からは、「環境問題はすでに世界規模の問題であり、持続可能な社会にするには“低炭素”と言わずに、“脱炭素社会”をめざし、カーボンプライジングがそのためにカギになることが分かった」「身近な人にグリーンコンシューマーを教えて、小さなことから環境に配慮しグリーンコンシューマーを増やしたい」「対策に対してまだまだ改善できる点があると感じたため、様々な人がすぐにでも実践できる対策を考えていきたい」など異常気象と経済は身近な問題であると認識できたといった感想が寄せられました。
今後も、学生協力員は“学び”を大切にし、その機会を増やすイベントを企画・実施していきます。