大学概要【2018年度実施分】学部・大学院の円滑な接続のための実践的アドバンスト教育

理工学部

学部・大学院の円滑な接続のための実践的アドバンスト教育
実施責任者:橋本 英哉

 2016年度・2017年度に引き続き、主に大学院進学を目指す学生を対象に、「進学に際して必要となる基礎学力と大学院進学後の研究の準備」をサポートするための合宿型セミナーを実施します。
 学部での学習内容を、より高い立場から見直して基礎固めをするとともに、大学院における研究の展望が得られるよう最先端の研究についても紹介します。

ACTIVITY

合宿セミナー事前ガイダンスを開催

2018/08/01

8月3日(金)合宿セミナーの事前ガイダンスを4-203教室で行いました。
参加者は、合宿セミナーに参加予定の学部生6名と大学院生チューター4名のうち3名、講師4名の計13名でした。合宿セミナーでの注意事項や当日の講師4名によるテーマの概要説明と事前学習のお知らせなどがありました。また、出席したチューターに対して合宿セミナーの打ち合わせが行われました。

活動報告2

2018/09/11

8月20日から21日にかけて、愛知県犬山市にある宿泊研修施設「入鹿の里」において、「2018年度 数学科合宿セミナー」を開催しました。
参加者は教員5名、大学院生のチューター4名、学部生 6名(2年次 3名、3年次 3名)の合計15名でした。
関数の連続性、p進数、数理モデル、グラフ理論の4つの数学テーマについて講義と演習が行われました。
参加学生は、学部と大学院の接続の上で大変重要な数学だが、普段の講義では扱う機会が少ない講義内容や演習に、夢中で取り組んでいました。

活動報告3

2018/10/15

8月20日から21日にかけて開催された「2018年度数学科合宿セミナー」に関する冊子が完成いたしました。
合宿セミナーで参加学部生に対して行われた数学科教員による講演内容が補充されてまとめて掲載されており、講演内容の理解を助ける一冊に仕上がっております。
この冊子は、合宿セミナー参加者全員に配布されます。

活動報告4

2019/01/09

 2018年12月22日に、名城大学天白キャンパス H-201 講義室において、『学びのコミュニティー創出支援事業 --- 学部・大学院の円滑な接続のための実践的アドバンスト教育』にかかる、「2018年度 数学科合宿セミナー参加者発表会」を開催しました。
 この発表会は、2018年度 数学科合宿セミナーの事後指導の成果を発表するもので、セミナー参加者を含む数学科・数学専攻の学生・大学院生9名と数学科教員8名の17名が参加しました。合宿セミナー参加者6名のうち4名が発表し、各発表は合宿セミナーで決定した4つのテーマにより、「距離空間の連続写像」、「ミサイル誘導の数理モデリングと解析」、「グラフの彩色多項式とその計算例」というタイトルで発表されました。
 担当教員およびチューター補助員の事後指導を受けた参加学生たちは、適度な緊張の中、学習および研究した内容をのびのびと説明しました。さらに、それぞれの発表後に、チューターや参加者からの質問に対して冷静に応答していました。
 今回の発表会により、参加学生たちは、合宿セミナーとあわせて、

    「問題提起→研究→研究成果の発表準備→発表→質疑応答」

という研究活動の一連の流れを実践・経験することができました。
 当日は、インフルエンザのため発表予定の2名の学生が参加できませんでしたが、この2名の学生についても、事後指導における発表練習等により同等の経験を積むことができました。

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