大学概要【2017年度実施分】学部・大学院の円滑な接続のための実践的アドバンスト教育

理工学部

学部・大学院の円滑な接続のための実践的アドバンスト教育
実施責任者:江尻 典雄

 昨年度に引き続き,主に大学院進学を目指す学生を対象に,進学に際して必要となる基礎学力を身に付け,大学院での研究の準備をサポートするための合宿型セミナーを実施します.
 学部での学習内容をより高い立場から見直して基礎固めをすると共に,大学院での研究の展望が得られるよう最先端の研究の紹介をします.

ACTIVITY

第1回報告

2017/08/25

数学科夏合宿セミナー

8月21日から22日にかけて、愛知県犬山市にある宿泊研修施設「入鹿の里」において、「2017年度数学科合宿セミナー」を開催しました。
参加者は教員5名、大学院生(チューター)3名、学部生13名(4年生2名、3年生3名、2年生7名、1年生1名)の合計21名でした。
Peanoの公理と自然数論、有限幾何、関数空間論といった、重要ではあるがなかなか普段の講義では扱われない数学について、講義と演習が行われました。大学

第2回報告

2017/10/06

8月21日から22日にかけて開催された「2017年度数学科合宿セミナー」に関する冊子が完成いたしました。
合宿セミナーで参加学部生に対して行われた数学科教員による講演内容が補充・拡張されてまとめて掲載されており、講演内容の理解を助ける一冊に仕上がっております。
この冊子は、合宿セミナー参加者全員に配布される予定です。

第3回報告

2018/03/06

2018年3月2日に、名城大学天白キャンパスH-602講義室において、愛知教育大学・数学教育講座の市延邦夫先生による『学びのコミュニティー創出支援事業講演会』を開催しました。
この講演会は、同事業の一環として2017年8月に開催された「2017年度数学科合宿セミナー」の事後学習も兼ねており、数学科・数学専攻の学生(全13名)が参加しました。
合宿セミナーと同様、通常の講義では学ぶことの少ない数学に触れるという趣旨で、市延先生には「複素領域における陰関数定理と微分方程式論」というテーマの講演をしていただきました。難しい理論を使わなくても、学部で学ぶ数学を組み合わせることにより新しいものを作れる、という生きた数学が講演の中で展開され、学生が数学に対する視野を広げる良い機会となりました。
また、講演会には市延先生のご厚意で市延ゼミの学生も参加してくださり、大学の枠を越えた学生の交流促進という思わぬ収穫にも恵まれました。

陰関数定理についての講演

微分方程式論についての講演

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
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