大学概要【2019年度実施分】乗り物製作の課外活動における開発能力育成プログラム

理工学部

乗り物製作の課外活動における開発能力育成プログラム
実施責任者:加鳥 裕明

2016~2018年度に続き、課外活動である「省エネカー」および「学生フォーミュラーカー」における技術開発に関する内容を、学生が国内外で研究発表することにより、論理的な開発能力を育成します。また、学生が国内外の研究者と技術者と議論することにより、コミュニケーション能力を高め、かつ、情報を収集することにより、次への開発につなげていきます。

ACTIVITY

エコノパワークラブのメンバーがThe 25th Small Engine Technology Conference 2019 (第25回小型エンジン技術会議2019年)で研究発表

2019/11/29

ポスターセッションで研究発表するエコノパワークラブのメンバー

 11月19日(火)、エコノパワークラブのメンバーがSAE Internationalと公益社団法人自動車技術会による国際会議The 25th Small Engine Technology Conference 2019 (第25回小型エンジン技術会議2019年)でのポスターセッションで、「Effect of Piston Skirt Surface Treatment on Piston Assembly Friction in an Eco-Mileage Vehicle Engine (省燃費競技車両用エンジンにおけるピストン系フリクションに対するピストンスカートの表面処理の影響)」を研究発表しました。この研究発表で、国内外の小型エンジンの研究者と議論することができ、ピストン系フリクションの解析方法についてアドバイスを受けることができました。ここで得た情報をもとに、省燃費競技車両用エンジンのさらなるフリクション低減を図っていきます。

エコノパワークラブのメンバーが省燃費競技車両用試作エンジンを試運転

2019/12/27

 エコノパワークラブのメンバーが省燃費競技車両用エンジンを新たに設計し、その設計内容をまとめて、日本設計工学会東海支部 平成30年度研究発表講演会で研究発表しました。その試作エンジンが完成し、令和元年12月25日(水)に試運転しました。エンジンは3000rpmまで軽快に回りました。今後、エンジンを省燃費競技コースに合わせてセッティングし、大会に参加する予定です。

軽快に回る省燃費競技車両用の試作エンジン

エコノパワークラブのメンバーが日本設計工学会東海支部 令和元年度研究発表講演会に向けて発表練習開始

2019/12/27

エコノパワークラブのメンバーの発表練習の様子

 エコノパワークラブのメンバーは「省燃費競技車両用エンジンでのピストン系フリクション計測」のテーマで研究しています。その研究成果を日本設計工学会東海支部 令和元年度研究発表講演会(3月5日(木)開催)にて発表します。すでにこの講演論文をまとめ、発表の練習を始めました。この研究発表で、学生優秀発表賞受賞を目指します。

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