大学概要【2023年度実施分】劣化したスポーツ用品などの発展途上国への寄贈による社会貢献

外国語学部

劣化したスポーツ用品などの発展途上国への寄贈による社会貢献
実施責任者:冨岡 徹

授業で使用し劣化したスポーツ用品を多くの発展途上国に届けて頂きました。毎回、JICAを介し青年海外協力隊の方や現地の競技団体・学校・施設からお礼状を頂いています。サッカーボールなどは比較的手に入りやすい様子ですが、他のスポーツ用品は入手が困難なようで、とても喜んでくださっています。特にサッカーでは激しすぎると感じる生徒には、好評のようです。この礼状に含まれる現地の様子は、国際社会を学ぶ学生にとって有益な活動となっています。

ACTIVITY

JICA「世界の笑顔のために」プロジェクトにおけるルワンダでのお披露目会へのオンライン参加

2023/12/01

2023年8月に日本国内集荷倉庫に発送したルワンダ宛物品が現地に届き、贈呈式が開催されることになった。2023年11月1日(水)現地時間の全体集会(日本時間22:40-24:00)にオンラインで参加担当教員(冨岡)のみで自宅より参加した。贈呈式に先立ち、現地の準備の間、zoom画面にかぶりつき、私に英語で話しかけてくるのが印象的であった。のちに提供頂いた写真を見ると上級生が英語を使う姿に下級生に尊敬の顔色がうかがえる(写真1)。日本からは同様に寄贈されていた方々も顔を伏せてではあるが複数参加されていた。本学からは、現地では貴重であろうバレーボールネットを寄贈させて頂いた。バレーボールネットは、数か所にほつれが生じ、業者に修理を依頼するも不可能との返事を受け、自己流ながらの補修をして提供したものである。
なお、現地のインターネット環境が充分ではないため途中で回線が遮断されてしまったことは残念であった。

担当教員との会話の様子1(JICA提供)

担当教員との対話の様子2(JICA提供)

寄贈されたバレーボールに喜ぶ様子(JICA提供)

体育教員にバレーボールネットが寄贈される様子(JICA提供)

2022年11月にベリーズに送られたスポーツ用品の寄贈に対し、礼状が届く

2023/12/01

 2022年度の本事業によりJICAに寄贈したスポーツ用具のうち、ベリーズに送付された物品について、関係者各位より礼状が届いた。天白キャンパスで正課授業に使用していたソフトボール用グローブなどを集め寄贈した。これらの物品の寄贈式は、国家のスポーツ大臣臨席のもとで、関係団体の責任者に寄贈品が贈呈されテレビ中継がなされたとのことである。
 日本では使い古され、使用をためらうものであっても、現地では簡単に手に入らないものであり、貴重品を受け取ったかのように歓迎されたと見える感謝状を受け取り、援助の冥利に尽きた。
 当地での、皆さんの健康維持・増進、スポーツ文化の発展に寄与できれば幸いである。

現地日本人ボランティア(青年海外協力隊)の方からのお礼と贈呈式の様子

利用者からの感謝の手紙と現地の様子

現地担当大臣より名城大学に宛てたゼッケンとグローブの受領書

現地ソフトボール連盟から名城大学に宛てた受領書

JICA「世界の笑顔のために」プロジェクト応募用品の梱包作業

2023/12/01

2023年度のJICA「世界の笑顔のために」プロジェクトに参加を希望し、採択されたスポーツ用品の梱包作業を行った。
今回は、規格が古くなったバレーボールを含め、多くの物品を複数の国に送ることができた。
有効に使って頂ければ幸いである。

寄贈品の簡易梱包(バレーボール)

寄贈品の簡易梱包(ソフトボールグローブとサッカーゴールキーパー用グローブ)

寄贈品の簡易梱包(サッカーボール)

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