外国語学部/国際英語学科科目 Pick Up

基礎演習I

「主体的に動くことの大切さ」や、「他者と共に働くことの大切さや難しさ」を学ぶため、企業から示された課題を解決する学習プログラム(FSP:Future Skills Project)に取り組みます。学習の時間管理、自己管理能力を身につけ、望ましい学習習慣の形成はもとより、ノートの取り方、資料の探し方、グループでの話し合いにより解決策を見出すやり方など、大学において必要となる基礎的なスキルを修得することを目的としています。

FSP:Future Skills Project
答えのない課題に対して解決策を見出す力を育成するために、企業が直面している実際の課題に取り組み、解決策を企業担当者に提案します。「相手に伝える力」「相手の意見を聞く力」「論理的に考える力」など、将来のキャリアに必要とされる基礎能力の大切さや「自分に足りない力」を1年次前期に体感し、4年間の学びへの意欲を高めます。

基礎演習Iカリキュラム

日本とグローバル人材

企業や各種事業所などでグローバルに活躍する人材をゲストスピーカーとして招き、現実的にグローバル化が世界・日本でどのように進展しているかについて学びます。「グローバル人材」の実際のモデルケースから学ぶことにより、国際的な視野を広げ、実社会で活躍するための意識・意欲を醸成します。

コミュニケーションのための英文法

「芝生にはいらないでください」は英語では 'Keep off the lawn'、「エレベーター点検中」は 'Use other elevators'。英語は具体的で方向性がはっきりした言い方を好み、日本語よりも明確です。このように英語の表現には、英語の文化や考え方に基づいた、日本語とは異なる表現があります。両言語における表現の違いを比較検討し、信頼関係の構築を意識した英語コミュニケーションについて考察します。

英語プレゼンテーション

グローバル化が進展する社会では、企業における新事業の紹介や日本の文化・社会の紹介など、英語によるプレゼンテーションの必要性が増えています。英語プレゼンテーションの基本となる論理構成力や表現力を磨き、多様な文化的・社会的背景を持つ聞き手に伝わるプレゼンテーション力を身に付けます。

日本のツーリズム

アジアをはじめとするグローバルな観光需要の高まりから、国内地域の持続的発展の牽引力として重要性を増している日本のツーリズムについて、多角的に理解を深めるとともに、政策的課題について検討します。

異文化コミュニケーション

異文化を、国や言語の違いという大きな「異」としての枠組みだけではなく、同じ文化内に存在する多様性にも着目しながら、異質な他者とのコミュニケーションについて考察していきます。自分の中にある「あたりまえ」に対して批判的に考察できる姿勢を、さまざまな異文化事例やフィールドワーク実践を交えて養っていきます。

国際フィールドワークII(非英語圏)

東南アジア、特にタイの文化と社会について、現地調査を通して考えます。事前に、簡単なタイ語を学ぶとともに、タイ農村の現実への理解を深めたうえで、タイのフィールドワークでは、農村での参与観察やインタビューを行いながら、彼らの生活文化の価値について動画クリップなどで成果をまとめて発表します。
※社会情勢など諸事情によりプログラム変更や中止の検討をする場合があります。

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ