学部・大学院学部長メッセージ

MESSAGE

灘井 雅行

名城大学薬学部は、1954年(昭和29年)に薬学部薬学科として設置され、1965年(昭和40年)に製薬学科が新たに設置されました。1996年(平成8年)には薬学科ならびに我が国で初となる医療薬学科に改組され、2006年(平成18年)4月に、学校教育法および薬剤師法の改正にともなって、薬学部薬学科(6年制)を設置し、現在に至っています。創立から65年目となる令和元年度は「腫瘍分子医学研究室」を新設し、71名の教員と約1,600名の学生が薬学の勉学と研究に真摯に取り組んでいます。また、これまでの卒業生は15,000名を数え、中部地区で最も数多くの薬剤師を輩出しており、大学病院の薬剤部長をはじめ、数多くの国公私立病院や保険薬局、製薬企業、行政機関などで、本学卒業生が主要な役職を拝命し、活躍しています。

近年、わが国は、少子高齢化をはじめとする社会構造の変動期にあり、薬剤師を取り巻く状況が、大きく変化しつつあります。また、日々高度化する医学・科学に携わる薬剤師には、常に高度な専門的知識を修得し続けることが求められています。さらに、地域の人々の健康と生活を支えるためには豊かな人間性とコミュニケーション能力が欠かせません。名城大学薬学部では、「教育研究上の目的」を、「薬学の確かな知識、技能とともに、生命の尊さを知り、豊かな人間性と倫理観をもち、人々の健康と福祉の向上に貢献できる人材の養成を目的とする」としています。すなわち、学生諸君が、薬剤師として必要不可欠な知識、技能に加えて、医療人としての心と態度を身に付け、高い志と幅広い視野を持ち、これからの医療を担う医療チームの一員として、国民の健康な生活の確保になくてはならない存在に成長していただくための教育を展開しています。例えば、4年次前期に設定した本学独自のカリキュラムである「薬物治療マネジメント」では、8疾患を取り上げ、1疾患に1週間(計8週間)の時間をかけて、病態や治療法に関する医師の講義とともに、これら疾患の治療に用いる薬物について、医薬品化学から薬理学、製剤学、薬物動態学、医薬品情報学などの様々な視点での講義を行うことで、薬剤師として必要な薬物療法に関する知識を整理統合し、その後、患者の症例から、学生自らがその患者に最も適切な薬物療法を提案することを最終ゴールとした授業を展開することで、将来薬剤師として活躍するための基盤を育成しています。また、愛知医科大学、名古屋大学、藤田医科大学および安城更生病院と連携し、臨床現場に密着した教育研究を展開しています。この様な教育カリキュラムの成果として、平成31年2月に実施された第104回薬剤師国家試験では新卒学生の合格率が私立薬系大学56校中1位(国公立大学を含めた全薬系大学73校中6位)という素晴らしい成績を収めることができました。

名城大学薬学部では、新しい元号「令和」の下でも、引き続き「教育研究上の目的」の達成を目指して教育と研究を進めて参ります。

皆様におかれましては、名城大学薬学部の推進いたします教育・研究活動にご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

学部長 灘井 雅行

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