化学・物質学科/材料機能工学専攻専攻長メッセージ
MESSAGE
我々、材料機能工学科は、2026年度入学者に対し、応用化学科と統合した新学科である「化学・物質学科」として新たなスタートを切りました。この化学・物質学科には2つの専攻が用意され、我々はその一つである「材料機能工学専攻」を担っています。
昨今の世界情勢を鑑みると、地政学的な対立や分断が益々深まる方向へと向かっています。その影響で、これまで以上に、エネルギー・資源問題がクローズアップされています。このような状況下、我々、化学・物質学科「材料機能工学専攻」では、化学および物理の両面から物質・材料を捉え直し、それらが示す新しい特性を人類に役に立つ機能として極限まで高めることを目指して、日々、教育と研究に勤しんでいます。
以下に、本専攻の特徴を記します。最大の特徴は、大学院修士進学率が本学理工学部で最も高く、毎年5割以上の学部卒業生が進学します。これは当専攻が長年にわたり高い研究力を維持、蓄積し、それを支える教育(我々は実感教育と呼んでいる)が隅々まで行き渡っているからに他なりません。具体的に習得できる技術領域は、電子材料領域(例:半導体材料による新規光デバイス技術)、物性物理領域(例:光や電子線を用いた材料物性の新規分析技術)、そして、機械材料・加工領域(例:機械を構成する新規金属・セラミックス・プラスチックとその加工技術)の三領域です。それぞれに併せて、半導体プログラム、材料物性プログラム、機械材料・加工プログラムという学修証明プログラムも用意しました。こうしたプログラム、そして修士課程進学を通じて、答えの見つかっていない課題に対して試行錯誤を繰り返すことで、解決の糸口に辿り着く自分なりのアプローチを確立してもらいます。また昨今、専門性と主体性の双方を兼ね備えた博士課程修了者への社会的ニーズ(要は企業からの熱い視線)も急速に高まっています。当専攻はここにも注力し、冒頭に述べた問題を含む様々な課題に対峙できる人材を輩出します。
専攻長 竹内 哲也





