イベント 7月28日に名古屋多文化共生研究会総会・年次大会

一般 在学生 卒業生 保護者 受験生

「言語教育政策の課題と展望-ニュージーランド・カナダ・日本-」

2018年度 総会・年次大会

大会テーマ:「言語教育政策の課題と展望-ニュージーランド・カナダ・日本-」

趣 旨:
 日本の多文化共生政策は、主として自治体の政策をさし、国の教育政策は、教育基本法1条に定める「国民の育成」に目的が置かれている。文科省の主たる関心は、日本語指導が必要な児童生徒に対する日本語教育である。文科省の2011年の『外国人児童生徒受入れの手引き』では、「すべての児童生徒に多文化共生の心を育む視点」の必要性を説きながら、「学校でも、課外において、児童生徒の母語、母文化にかかわるものとして『継承語』という位置付けでそれを尊重し、習得を援助することが望まれます」と指摘するにすぎない。愛知県が2018年に策定した『あいち多文化共生推進プラン2022』では、母語教育サポートブックの普及や母語・母文化学習の大切さを伝えるイベントの開催などにより、外国人県民の子どもたちが母語に誇りと関心が持てるようにしていくとある。いずれも、課外の母語教育・継承語教育の必要性を認識している。シンポジウムでは、ニュージーランドの「英語以外の言語」教育やカナダの継承語教育の事例を比較検討しながら、日本の言語教育政策の課題と展望について考えてみたい。

日 時:2018年7月28日(土) 13:00~17:00
場 所:名城大学・天白キャンパス 「校友会館3階 第1会議室」
    (地下鉄名城線塩釜口下車1番出口右へ徒歩4分 → 正門入口西側にある4階建ての建物 (1階が郵便局)
    https://www.meijo-u.ac.jp/about/campus/tempaku.html
    ※なるべく公共交通機関でお越しください。
主 催:名古屋多文化共生研究会
参加費:500円(資料代です)
チラシ:https://sites.google.com/site/nagoyaams/2018NAMS_an.pdf?attredirects=0&d=1

総 会:
13:00 ~ 13:30 校友会館3階 第1会議室にて

大会プログラム:
14:00
開会・あいさつ  近藤 敦 会長(名城大学法学部教授)

14:10 ~ 17:00
報 告1:「ニュージーランドの「英語以外の言語」教育」 岡戸浩子(名城大学人間学部教授) 
報 告2:「カナダの継承語教育」 鈴木崇夫(名古屋大学国際言語センター特任助教/とよた日本語学習支援システム システム・コーディネーター) 
報 告3:「愛知県内の母語教育」 松本一子(愛知淑徳大学非常勤講師/NPO法人子どもの国理事)  

事前申し込み・問い合わせ先:
名古屋多文化共生研究会 事務局宛
aberyogo@auecc.aichi-edu.ac.jp
※件名に「NAMS⼤会参加希望」と明記のうえ、お名前・ご所属・連絡先をお知らせ下さい。

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