イベント 新製品開発、新事業展開に向けて企画をデザインする研究会(全3回) 第1回

一般 在学生 卒業生

公益財団法人科学技術交流財団と名城大学の共催で技術者・開発者のための研究会を開催します。

昨今、新たなビジネスやサービスの立ち上げにデザインの発想を持ち込むことで、イノベーションを起こせるのではないかと注目されています。
最近の新聞に目を向けると、①デザイン力世界に挑む―トヨタ紡織とアイシン ②本社工場生産ノリタケ終了 ③デジモノがたり―粉末で栄養まるごと(お茶プレッソ)の記事が掲載されていました。この記事の中に日本のモノづくりの現状と将来が集約されており、それぞれ、自社の既存技術・ノウハウを活用した新市場開拓、食器から工業部材への転換・海外生産・さらにその先へ、生活環境の変化に対応した発想の転換といった企業改革へのヒントが見いだせます。
こうした点をふまえ、本研究会では、小島プレス工業(株)に見られる自動車素材(「クモの糸」の開発)への異業種参入、ジャニス工業(株)における「飲み水を流すな」をキーワードとした節水便器の開発および鹿島建設(株)でのリノベーションによる室内空間をより快適な空間とするデザイン化等の事例を参考に、企業が新たなモノづくりを企画するに当たって、視点を変えることで、新製品開発や新事業展開につなげていく手法を3回にわたり幅広く紹介します。

第1回
開催日時 2014年7月15日(火) 14:00~16:50
会場 名城大学名駅サテライト(MSAT)
名古屋市中村区名駅3-26-8 KDX名古屋駅前ビル13階
参加費 全3回5,000円(研究交流クラブ会員の方は3,000円)
プログラム ・主催者あいさつ 14:00~14:05
・講演1 14:05~15:20
産学連携を活用して企業が持つノウハウを新規事業に繋げる方法
講師:名城大学理工学部建築学科准教授 谷田 真氏
・休憩 15:20~15:35
・講演2 15:35~16:50
上下水道負荷の軽減を目的とした水洗トイレに替わる次世代トイレの開発
講師:ジャニス工業株式会社商品開発部次長 古林和典氏
・交流会(希望者のみ) 17:00~18:00
申し込み方法 チラシの申込書に必要事項をご記入のうえFAXでお申し込みください。
メールでも、もしくは、科学技術交流財団ウェブサイトからもお申し込みいただけます。
締切 7月11日(金)
問い合わせ先 公益財団法人科学技術交流財団 業務部中小企業課
TEL:0561-76-8326 FAX:0561-21-1651
E-mail:chusyo@astf.or.jp
今後の予定
第2回 「潜在的なシーズを顕在化するデザイン戦略」
講師:名古屋工業大学大学院社会工学専攻准教授 伊藤孝紀氏
「部品メーカーが素材への挑戦―クモの糸の開発―」
講師:小島プレス株式会社取締役 鈴木隆領氏
第3回 「産学協同デザインプロジェクト
―若いデザインセンスを企業で生かす―」

講師:名古屋芸術大学デザイン学部デザイン学科教授 和田義行氏
「企業戦略デザインにおけるデザインの重要性について
―ホテルリノベーション営業戦略の実際―」

講師:K2デザイン代表
(元鹿島建設中部支店建築設計部インテリア専任部長) 久野喜義氏

※第2回、第3回も、会場は第1回同様名城大学名駅サテライト(MSAT)です。

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