大学概要【2016年度実施分】橋の模型づくりを通じたエンジニアリングデザイン教育
理工学部
本取り組みは橋模型製作を通じて,基本的な工学知識の応用力や問題解決能力などのエンジニアリングデザインを学ぶことです。模型製作のために必要となる専門知識の基礎を学びながら橋の形,部材の役割などを理解し,「用・強・美」を備えた橋模型を完成させます。この企画に参加したメンバーは,毎年9月に開催予定のジャパンスチールブリッジコンペティションに参加予定です。
ACTIVITY
JSBC2016に参加するメンバーが確定し、プロジェクトが動き出しました。(6/9更新)
2016/06/09
JSBC2016(ジャパンスチールブリッジコンペティション2016)に参加するメンバーが確定し、プロジェクトが動き出しました。
平日の講義終了後や土曜日を利用して活動をしています。
上級生が橋のコンセプトモデルを提案・作成し、メンバー全員で構造・加工・組立の観点から議論しました。
橋のデザインと平行して、鋼材を加工するための溶接や切断に関する安全教育を行い、実際の作業も開始しました。
まだまだ手つきがおぼつかないですが、「失敗を恐れずにやってみる!」という意気込みで頑張っています。
夏のオープンキャンパスで製作した橋模型の性能をお披露目しました.(1/31更新)
2017/01/31
夏のオープンキャンパスで製作した橋模型の性能をお披露目しました.計画通りとはいっても細かい部分が未完成の状態で「形」に仕上がった段階です.橋の上に載せる300kgの錘(おもり)に耐えることが出来るか?緊張の一瞬でした.来場者の熱い視線が注がれる中,橋は見事,錘に耐えることが出来ました.また,組み立てや載荷を終えて,来月の大会本番での課題も見えてきました.
ジャパンスチールブリッジコンペティションに参加しました.
今年で7年目の開催となる,ジャパンスチールブリッジコンペティション(JSBC2016)に渡辺孝一准教授の研究室学生と社会基盤デザイン工学科の3年生から編成されたチーム(WATANABE BRIDGE MASTERS)が参加しました.前橋市民体育館(前橋工科大学)で9月1日から2日間にわたって全国の大学や高専から21チームの参加があり,230名を超える学生が集結しました.鋼で製作した橋の模型を時間内に組み立てる競技,完成した模型のデザイン審査,プレゼンテーション審査,設計どおりの橋の強さを競う競技が行われました.名城大学チームは部材の規定サイズを満たすことが出来ず痛恨のペナルティーのため入賞することができませんでしたが,鏡のように磨き上げたアーチ橋の輝きはひときわ美しく,多くのチームから注目を得ていました.