大学概要【2018年度実施分】ナゴヤドーム前キャンパスにおけるピア・サポートの形成
人間学部
ナゴヤドーム前キャンパスでは、本年度から3学部体制による新たなキャンパス形成が開始されます。しかし、新入生や在学生にとって、4月の授業開始時は自らが行きたい場所さえも分かりません。こうした場所の確認から学生生活や履修の簡易な相談に応じるのが人間学部の学生スタッフによる「学生スタッフサポート」です。傾聴等のコミュニケーションスキル、マナー等についてロールプレイングやグループワーク討議などのトレーニング(研修)を通して訓練し、学生スタッフサポートでは、人間学部の学生に限らず都市情報学部および外国語学部の学生からの相談にも応じ、以後は人間学部の行事に関与することになります。また、訓練では人間学部同窓会の協力もいただきながら学生の育成支援も行う予定です。なお、本事業では、一般学生を対象にしたトレーニングも実施し、学生スタッフとともにドーム前キャンパスの学生支援体制の形成も目指しています。
ACTIVITY
学生スタッフ研修会(1)2018年7月10日(火)18:10~19:40
2018/08/02
昨年度から、学生スタッフの研修は、スタッフが取り組むと考えられる実際の業務に即したプログラムを実施しています。今年度最初の研修会は、昨年に引き続き、寺井真理氏(テラスタジオ)、堀部篤樹氏(中部大学非常勤講師)に指導・助言をいただきながら、秋以降に実施される予定の企画について考えるグループワークを行いました。
この日のテーマは、秋に来学する予定の留学生を迎えるための「交換留学生おもてなしプロジェクト」について考えました。留学生をどう迎えるかという具体的な課題について、実際の取り組みのアイデアを出し合いました。歓迎の会の開催のほか、学内を案内したり積極的に話しかけたりするという日常的なかかわり、不安材料を解消するようなおもてなしなどができるとよいかも、という話し合いができました。
学生スタッフ研修(2)
2019/01/23
学生スタッフ研修(2)
2018年12月3日(月)17:30~19:00
2018年12月18日(火)17:30~19:00
本年度、2つ目のテーマとなる学生スタッフの研修は、卒業式などで配布される資料を入れるトートバッグのデザインについて考える取り組みを行いました。前回に引き続き、寺井氏、堀部氏の指導・助言を受けながら、デザイン案を検討・作成しました。
バッグは紺色のキャンバス地にプリントするものです。工夫したデザインを施すことで、単なる一時的な入れ物ではなく、他の機会にも使えるものにできるように、との思いを込めて制作します。
この企画に関心の高い学生スタッフ6名が、2回のグループワークに参加しました。ワークでは、それぞれが図書館から借りたデザインに関する書籍を持ち寄って、さまざまなサインやロゴのデザインについて情報収集をしました。どのようなデザインのバッグであれば、他の場面でも、その後も長く使いたいかという観点から、どのような要素をデザインに活かすべきかを話し合いました。この要素を活かして、デザイナーでもある講師のお二人に複数の原案を考えていただき、これを第2回のワークで絞り込む議論を行って、プリントするデザインを決めました。
当初は、「いかにも」大学や学部を示すようなロゴや文字などは、日常使いの点で避けたほうがよいのではないか、という意見が出ていました。けれども、話し合ううちに、学部を象徴するような要素をサインにした図案がよいのではないか、ということで合意に至りました。
学生スタッフ研修(3)
2019/01/31
学生スタッフ研修(3)
2019年1月28日(月)15:00~18:30
1月28日には、学生スタッフの業務改善の一環として、チラシ・ポスター制作の研修を行いました。前回に引き続き、寺井氏、堀部氏の指導・助言を受けました。
最初に、いろいろなチラシやポスターの実例を見て、これまでスタッフの間で作成、使用してきたチラシ類との比較をしました。その上で、具体的な課題としては、4月に行われる新入生セミナーで配布されるしおりに入れる(1)コミュニケーションスタンプ企画の告知文、(2)写真のアップページの案内、(3)学生スタッフ募集、の3つの資料の改善に取り組みました。印刷物としての質を高め、お知らせの効果を高めるためのデザインを考え、文書を実際につくる作業を行いました。参加者で3つを分担し、それぞれ1作品を作って、出来栄えを比較しました。ここでの作品を、さっそく次の新入生セミナーに使うとともに、ノウハウをスポーツ大会など今後の行事の案内のチラシやポスター制作に活かす予定です。