大学概要【2016年度実施分】東区の文化振興と賑わいの創出に寄与するプロジェクト学習

人間学部

東区の文化振興と賑わいの創出に寄与するプロジェクト学習
実施責任者:伊藤 俊一

ドームキャンパスが所在する名古屋市東区は、かつて尾張徳川藩の武家屋敷が建ち並び、近代には財界人が邸宅を構えた地域であり、中心街では中絶した山車祭りも続いている。しかし当地の文化遺産の認知度は高いとは言えず、人口の空洞化・高齢化で街の賑わいも失われてきているという。本プロジェクトは名古屋市東区役所・蓬左文庫等と連携しつつ、学生の若い発想と行動力によって問題点を把握し、解決への取り組みを学生自身が実践することを目標とする。

ACTIVITY

フィールドワーク「東区を知る」現地調査(11/15更新)

2016/11/15

人間学部の授業科目「フィールドワーク」で安藤喜代美教授担当のグループが「東区を知る」現地調査を6班に分かれて行いました。8月4日(木)は①地震対策について東土木事務所などで、②子育て支援について砂田橋保育園にて、③高齢者支援について東区社会福祉会館いきいき支援センターと市営あおい荘高齢者サロンにて、それぞれヒアリング調査や参加観察調査を行いました。また8月7日(日)には①東区で盛んな山車祭りについて湯取車収納庫などで、②防災について東消防署にて、③子ども支援について東区生涯学習センターにて、ヒアリング調査や参加観察調査を行いました。結果は後ほど報告書にまとめられます。

「なごやかまつり・ひがし」ボランティア参加(11/18更新)

2016/11/18

10月16日(日)に行われた「なごやかまつり・ひがし」にボランティアとして2名の学生が参加しました。東区から名古屋まつり行列に参加した5輌の山車が東桜小学校で休憩する際の受入準備に従事しました。そこでは8月の調査で訪れた山車祭りの関係者との話がはずみ、きづなを強めました。その後は東区へ戻る山車に随行し、区内での山車の順行を見学し、山車祭りへの理解を深めました。

揃いの半纏をお借りしてのボランティアの様子

交差点で転回する山車

「社会調査実習室」の整備を進めています(12/12更新)

2016/12/12

ナゴヤドーム前キャンパス西館に設けられる「社会調査実習室」にホワイトボードと可動式の大型モニターを設置しました。この実習室は社会調査に関する講義や討議、作業のために用意されたもので、調査分析に必要な機材や資料を備え、調査データを安全に保管します。天白キャンパスから移設する備品や資料を加えて、人間学部が移転する来年4月には東区に関するプロジェクト学習の拠点になります。合わせて名古屋市や東区に関する資料の収集も進めています。

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