大学概要【2022年度実施分】地域と協同し課題の発見・提案・解決を実践的に学ぶ学生主体の教育プログラム CBML"Community Based Machizukuri Learning"

都市情報学部

地域と協同し課題の発見・提案・解決を実践的に学ぶ学生主体の教育プログラム CBML“Community Based Machizukuri Learning”
実施責任者:亀井 栄治

実際のまちの課題を発見・検証し、解決を考えるプログラム!
都市情報学部の1年生を対象に、フィールドワークや地域での活動、グループワークによる学生主体の実践型学びのプログラム。
『名古屋市東区』をフィールドに、市の課題について、その本質を掴み、解決策を見出していきます。

ACTIVITY

第1回 イントロダクションとマインドセット(2022年9月30日)

2022/11/05

2022年度のCBMLはナゴヤドーム前キャンパスがある名古屋市東区をフィールドに区の将来ビジョン策定に向けた提言を課題に活動します。2022年度CBMLには1年生22名が参加登録をしてくれました。

【テーマ・プログラムの説明】東区が求める3つのまちの姿、①人が支え合い、災害に強く、安心・安全で快適に暮らせるまち、②誰もがいきいきと健康に暮らし、活躍できるまち、③歴史・文化などを生かした魅力にあふれるまち、この『3つのまちの姿の実現のため取り組むべきこと』の提案が目的です。


【関係者自己紹介・アイスブレイク】今年度のCBMLには都市情報学部の田口純子教授・福島茂教授・鈴木淳生教授・海道清信名誉教授の教授陣、地域問題研究所から池田哲也さん、西村郁さん、が携わっていただきます。学生同士、入学して以来一度も話したことのない人もいるので、好きな食べ物・好きなアーテイスト・最近はまっていることを5名に紹介し合うアイスブレイクを行いました。


【参加動機や関心・個人目標の作成】書き出すことで自分の思いを整理し、学生同士で共有しあいました。


【CBML2022「私の目標」宣言】最後にCBML2022「私の目標」宣言として、この活動を通してどうなりたいかなど、自分が目指すゴールを書き出し、全員の前で発表をしました。

CBML2022の参加学生たち(緊張していますね)

海道名誉教授はリモートで参加です。

参加動機や関心・個人目標を共有します。

『私の目標宣言』をひとりひとり発表しました。

第2回 地域とテーマの理解(2022年10月7日)

2022/11/05

翌日(10/8)のフィールドワークに向けてのインプットの回です。

【インプット①地域が目指す将来像と現状・課題】東区企画経理室の今井裕紀さんから「区がめざすべき区の姿について」と題して区の現状と課題について現場職員のリアルなお話をしていただきました。改めて≪学生=若者≫視点の提案に期待が示されました。


【インプット②フィールドワークの視点を得る】地域問題研究所の池田哲也さんより翌日(10/8)に行われる東区でのフィールドワークに向け、地域を知るための見方・調べ方のレクチャーをしていただきました。写真やメモを取る重要性を強調されていました。


【フィールドワーク連絡事項・目標設定と役割分担】最後にフィールドワーク活動グループに分かれ、フィールドワークをより実践的にする為に、各自で「気を付けて見てみようと思う着目点」を付箋に書き出し、着目点ごとに分類し、フィードワークでの自分の役割分担を決める作業を行いました。

名古屋市東区役所区政部企画経理室 の今井さん

地域問題研究所(ちもんけん)の池田さん

着目点を書いた付箋をグループで分類する学生たち

第3回 フィールドワーク(2022年10月8日)

2022/11/05

3つのテーマ(まちの姿)をベースに東区でフィールドワークを実施しました。9時45分に高岳駅に集合、半日かけて東区を知る有意義な活動となりました。

【まちの姿1:地域防災】引き続き、げんき館にて、矢田学区防災参与、災害ボランティアコーディネーターなごや、等複数の代表を努める防災士の椿佳代さんからご自身が携わる防災活動の紹介・報告をしていただきました。3.11の瞬間をとらえた6分間の報道映像では改めて防災の意義を心に刻みました。ハザードマップの確認、マイ・タイムラインでの事前防災行動など現在は様々なツールが準備されているので自分ごととして捉え、そして性別、家族構成、健康状態、年齢、国籍など災害を受ける影響の違いについても思いを巡らせてみましょう、と熱く語るバイタリティー溢れる椿さんでした。(学生たちはこぞって名刺をいただいておりました。)


【まちの姿2:健康福祉】高岳げんき館にて東区社会福祉協議会事務局次長の大谷未央さんより、社会福祉協議会の事業内容や活動計画等の説明をしていただきました。特にみんつく(みんなでつくろうわがまちひがし)の推進に力を入れているとのことでした。そして職員さんに館内を案内していただきました。こちらの施設は東区在宅サービスセンターが入るげんき館(1階)と高岳児童館・福祉会館(2・3階)からなる複合施設となっており、同じフロアで児童と高齢者が自然に行き交う特徴的な施設でした。現在はコロナで活動が制限されていますが名古屋市で最もサークル活動が盛んな、みんなが集う〝社協″さんです。


【まちの姿3:歴史文化】3つのグループごとにランチを取り、午後からはいよいよNPO法人東区文化のみちボランティアガイドの会のみなさんと歩くフィールドワークです。名古屋城から徳川園に至る一帯は名古屋の近代化の歩みを伝える歴史的な遺産の宝庫で「文化のみち」として育み、歴史的に貴重な建築遺産や文化遺産の保護・活用を進めています。カトリック主税町教会を出発し、旧豊田佐助邸、文化のみち二葉館を巡りました。それぞれ建築物として見ごたえ充分でしたが、それを伝えるボランティアガイドの皆さんの誇らしげな気持ちも伝わり、充実のフィールドワークでした。(これがシビックプライドですね)。

社会福祉法人名古屋東区社会福祉協議会 事務局次長の大谷未央さん

児童館・福祉会館の職員からフロアを案内していただきました。

被災地を飛び回る 情熱家防災士 椿佳代さん

NPO法人東区文化のみちガイドボランティアの会の皆さん

二葉館の玄関先で本日ラストの記念撮影

第4回 チームづくり(2022年10月14日)

2022/11/05

今後、東区への提案までを一緒に考えるチームをつくる回です。
 
【フィールドワークのふりかえり】10月8日に行ったフィールドワークの振り返りとして感想シートを記入し、フィールドワークのグループで感想をシェアしました。同じ経験をした仲間と気持ちを共有しあう事はとても大切なことです。


【自分が取り組みたいテーマを考える】ビジョンシートの作成 ①取り組みたいまちの姿 ②CBML2022私のビジョン≪自分がCBMLの活動を通して、〇〇なまちを目指したい!〇〇を実現したい!≫の2項目について書き出しました。次にこのシートを使いメンバー全員でビジョンを紹介しあう交流会を行いました。1分間でプレゼンしコメントをもらい合うワークです。何度もアウトプットすることで自分のビジョンが固まっていく様子がみてとれました。


【チームづくり】取り組みたい3つのまちのテーマから〔まちの姿1:地域防災 1チーム〕〔まちの姿2:健康福祉 2チーム〕〔まちの姿1と2:地域防災と健康福祉 1チーム〕〔まちの姿3:歴史文化 1チーム〕、の計5つのチームが出来上がりました。
 
交流会が白熱した為、チームビジョンとチーム名の作成は次回以降に持ち越しとなりました。

フィールドワークのふりかえりシートに記入する学生。シートは社協の大谷さん、防災士の椿さん、ボランティアガイドの皆さんへフィードバックします。

ビジョンシートによるプレゼンにコメントを送り合いました。

白熱するプレゼン合戦。ほとんどの学生が当日参加学生の全員(19名)にプレゼンし合いました。

チームづくり中です。

第5回 データを読む (2022年10月21日)

2022/11/05

これから3つのまちの姿の実現の為にチームごとに作業が始まりますがが、その前にテーマの理解を深める為のインプットを全員で共有しました。
 
【インプット④(テーマ別):3つのテーマの理解を深める】
『まちの姿1:地域防災 防災・減災とコミュニティ 海道清信名誉教授』 近年、災害が頻発しており社会現象となっている。無秩序な都市開発、経済的困窮者の居住問題と生活再建困難、施策・政策による被害の最小化、などが問題提起されている。大きな震災を経て国民意識は自分の身は自分で守る自助に重点がシフトしている。阪神淡路大震災の復興過程で考えられた≪次の災害が起きる前に復興を考える=事前復興≫でまちづくりを考え、震災前からあったまちづくり組織が復興まちづくりの組織に転化していき連続復興を支えるコミュニティの力になっている。これまでドームキャンパスのある矢田学区地域防災会議で防災減災まちづくりを提案してきたが、2022CBML参加学生が自ら調査し考え、防災減災のためにできることを東区に提案していただきたい。
 
『まちの姿2:健康福祉 誰もがいきいきと健康に暮らし、活躍できるまちを考える上で理解しておいてほしい福祉の考え方 地域問題研究所 池田哲也さん』 人がより良く幸せに生きる為には健康でいきがいがある生活が必要。人々の幸福で安定した生活を公的に達成しようとするのが福祉である。≪福祉≫=≪まちづくり≫=≪都市問題の解決や未来の都市創造を考える都市情報学部≫は密接に関係している。それを3つのキーワードで解説していく。

キーワード①地域共生社会:地域のあらゆる住民が役割を持ち、支え合いながら、自分らしく活躍できる地域コミュニティの中で福祉などの公的サービスと協同し助け合いながら暮らす社会を地域共生社会という。

キーワード②地域福祉:普段暮らしている地域で、誰もが排除されずその人らしく安心で充実した生活がおくる為にそれぞれが主体的に関わり、尊重し、助け合い、支えあう取り組みが地域福祉である。⇒大学生が通う地域で大学生が主体的に地域と関わりあいを持とうとする取り組みが都市情報学部のCBMLで、地域福祉をテーマに区への提案を試みようとしている。

キーワード③地域包括ケア:地域住民の支え合い、NPO、ボランティア、専門機関、民間企業、行政などのサービスを組み合わせ、必要な時に必要なサービスを受ける仕組みを構成すること、その中核的な役割を担うのが社会福祉協議会である。⇒市役所や福祉行政機関が大学教員の知見を求めたり、若者の意見を取り入れ一緒に考えようとしている。その取り組みが都市情報学部のCBMLである。
 
『まちの姿3:歴史・文化 歴史文化を活かしたまちづくり 福島茂教授』 歴史文化はまちをつくる地域条件(=地域文脈)の要素の一つである。歴史文化を含めすべての地域文脈はつながっており、その過去・現在・将来の動態を理解する必要がある。地域の歴史及び伝統を反映した活動とその活動が行われる建造物、その周辺が一体となって形成してきた良好な市街地を歴史的風致と定義されている。地域の歴史文化は地域アイデンティティの重要要素であり、愛着・誇りとなりまちづくりの求心力に繋がる。また保全発展・活用することで観光資源となり地域の活性化に結びつく。しかし、歴史文化はその価値が十分に認識されていない、都市開発による喪失や継承者不足、などの問題がある。歴史文化資産を発掘し、学び、保全継承し発展させてまちづくりのなかで活用することが求められている。歴史文化まちづくりを進める為には、ビジョンの設定→実現へのアプローチの検討→実践する仕組みと展開、といった流れが必要となる。歴史文化は市民が地域に対して持つ誇りや愛着、より良い場所にするために関わっているという意識=シビックプライドを醸成していく。
フィールドワークにおけるボランティアガイドの方々の熱心な活動の背景や意味を考えてみてほしい。
 
【インプット③(全体):データサイエンスの視点を得る/鈴木淳生教授】 これから区への提案をしていく中でデータの活用は重要となってくる。データを見る、眺める、整理する⇒収集されたデータの中から有用な情報を抽出し問題を明らかにする⇒分析・解析⇒合理的な判断、意思決定、といったプロセスがある。
 
今回、実際にノートPC、タブレット、スマホでe-Stat(政府統計の総合窓口)を使って検索操作の演習をしてみました。

まだまだ、調査・研究を続ける海道先生は、生涯現役研究者です。 引き続きお力添えよろしくお願いします。

地域問題研究所は大学とは違う形でまちづくりに携わっています。是非この機会に池田さん・西村さんに多くの質問をしてまちづくりのアプローチの仕方を学んでください。

福島先生はまちづくりおける都市開発など幅広い知見をお持ちです。

まちづくりにデータサイエンスの考えを取り入れるのは文理融合の都市情報学部ならではです。データの活用についてどんどん鈴木先生に聞いていきましょう。

e-Stat(政府統計の総合窓口)で検索操作する学生たち。

第6回 「自分ごと」として地域課題を考えるデザイン思考ワークショップ(2022年10月28日)

2022/11/05

デザイン思考を学び、チームビジョンを決め、そのビジョンに沿ったターゲット像(ペルソナ)を設定しました。
 
【インプット⑤(全体):デザイン思考を用いた地域課題の解決方法 田口先生】
2000年から2010年そして現在と、デザインはサービス(体験)・システム(ビジネス、組織など)などの無形なものまで含むようになってきた。『新しい製品をデザインしてください(=新しい提案を出してください)』というお題に≪情報→分析→アイデア≫といった思考プロセスを形式化し課題解決策を生み出す思考法をデザイン思考という。デザイン思考は不確実な未来を考えるのに有効である。製品(=提案)は、誰かを思ってプレゼントする気持ちでデザインして欲しい。その為にはまずは ①その人を理解する=共感する ②隠れた問題・ニーズを見つけ出す『仮説を立てて見る』=定義する ③解決策を考える=アイデアを練る ④小さな実践を計画する=プロトタイプを設定する ⑤試してみる『検証してみる』=テストしてみる。これがデザイン思考のプロセスである。
今回は、チームビジョン・目指すまちの姿を決め、デザイン思考の①その人を理解する工程であるターゲット像(ペルソナ)を決める作業までを進めました。


【チームのビジョン:目指すまちの姿】
チームに分かれて、第4回で各自が書き出したビジョンシートを持ち寄り、チームのビジョン・目指すまちの姿を1つ設定しました。そしてそのまちの周りにはどんな人たちがいるのか付箋に書き出しました。


【ターゲット像(ペルソナの設定)】
そのまちの周りにいる人をひとり選び、ビジョンを達成する為のターゲット像(ペルソナ)を設定しました。そして、その人により共感できるよう、氏名・年齢・性別・趣味・性格・家族構成を設定していきました。
 
次回(第7回)は11月11日となります。その間に今回設定した目指すまちの姿の実現の為にペルソナにとって何が必要か、フィールドワークやこれまでのレクチャーを通して知ったことを踏まえて調べてみよう、と課題が出されました。

デザイン思考の概念を説明する田口先生。

各自のビジョンシートを持ち寄り、チームで目指すまちの姿(チームビジョン)を設定する作業です。

そのまちにはどんな人がいるのか、を付箋に書き出していきます。

より共感できるようにペルソナに肉付けしていきます。

第7回 デザイン思考ワークショップ(2022年11月11日)

2022/11/15

ペルソナの課題を解決するアイデアを創出する回です。
11/11は、1週間空いての第7回目のCBMLでした。この間、ターゲット像(ペルソナ)についての調査・インタビューなどを行い、今回はグループ内で共有し、≪定義:隠れた問題・ニーズを見つけ出す≫そして≪アイデア:解決策を考える≫まで進める予定でしたが、調査・インタビューがはかどっていないグループが多く、足踏みの回となってしまいました。改めてターゲット像を見直し、問題点の発掘と解決策を導く方法を検討しました。

調査・インタビューが進まない学生にアドバイスする福島先生

5チームの中で少し先行しているAチーム

第8回 デザイン思考ワークショップ~中間報告(2022年11月18日)

2022/11/24

前半は、前回に引き続き≪ターゲット像が抱えている悩みや願いを掘り下げ、解決アイデアを出す≫までのグループワークを行いました。そして、後半は進捗状況報告を兼ねた中間報告を行いました。東区の今井さんに提供してもらった『子育てサロンの状況・お母さんの悩み・幼児人口データ』などの情報を基に仮説を立てようとするグループ、アンケート調査を進めたグループ、ターゲット像を見直したグループ、など5グループそれぞれの課題と解決策、今後の計画を発表し、教職員からコメントをいただきました。
まだ解決アイデアまで進んでいないグループばかりですが、フィールド調査や更なるアンケートの実施など、12月9日の発表に向かって少しずつ加速し始めました。

中間報告の様子①

中間報告の様子②

中間報告の様子③

中間報告の様子④

第9回 発表内容の検討(2022年11月25日)

2022/12/01

12/9(金)の最終発表に向けて内容のブラッシュアップ
5チームの目指すまちの姿とターゲット像(ペルソナ)について
 
【Aチーム】
●取り組むまちの姿:まちの姿1(防災)
●目指すまちの姿:まちの人が防災について主体的に考えられる災害に強いまちを目指そう!
●ターゲット像(ペルソナ):よしおさん(男性)、19歳、明るいアクティブな大学生、人と話すことが好きで考えるより先に体が動くタイプ、
趣味はギターと野球観戦
【Bチーム】
●取り組むまちの姿:まちの姿1&2(防災と福祉)
●目指すまちの姿:どんな時も世代を超えて助け合えるまち
●ターゲット像(ペルソナ):ひろし(男性)、23歳、R4年度採用の東区社会保険協議会職員、初めて一人暮らしで不安、げんき館を誰でも頼れる場所にしたいと考えている
【Cチーム】
●取り組むまちの姿:まちの姿2(福祉)
●目指すまちの姿:福祉を受けやすいまち
●ターゲット像(ペルソナ):星川美穂(女性)、25歳、初めての子育て中、性格はズボラ、3人家族(旦那と私と0歳の子供)
【Dチーム】
●取り組むまちの姿:まちの姿2(福祉)
●目指すまちの姿:外国人を支えるまちを目指したい
●ターゲット像(ペルソナ):オラツィアーレ(女性)、20代、日本語勉強中の主婦、性格は優しくて親切
【Eチーム】
●取り組むまちの姿:まちの姿3(歴史・文化)
●目指すまちの姿:ちょっとした時間に訪れることができるまち
●ターゲット像(ペルソナ):村田里志(男性)、20歳、岐阜から東区のキャンパスに通う名城大学生、性格はおとなしい、4人家族の長男、趣味は読書と野球
 
東区への最終発表(12/9)では、1、チームビジョン・目指すまちの姿 2、東区の現状 3、ターゲット像 4、ターゲットが抱えている悩みや願い5、学生主体で取り組む企画案 6、期待されるターゲットの変化 7、期待される東区の変化 の7項目を盛り込み、10分以内、PowerPointでのプレゼンテーションに臨みます。

東区げんき館へ再度訪問しアンケートを実施したBチームの中間報告の様子

東区役所の今井さんも来ていただき、ご意見をいただきました。

ちもんけん西村さんからは、他のグループの発表を聞いてすぐに自分達のグループにフィードバックする『聞く姿勢』のアドバイスがありました。

第10回 大学関係者向け事前プレゼンと発表内容の検討(2022年12月2日)

2022/12/05

先生からの意見をメモする学生。次回までにどのように修正されているか楽しみです。

各グループで発表用PowerPointを作成し、最終発表に向け、身内である大学関係者への事前プレゼンテーションを行いました。
時間配分(発表時間は8分)、資料の見せ方、内容の組み立てなど、意見や指摘を受け、残り1週間で更なるブラッシュアップを試みます。次回はいよいよ東区への最終発表です。

第11回 最終発表会(2022年12月9日)

2022/12/16

東区髙木俊孝区長をはじめ、12名の学外の皆様に向けて最終発表を行いました。インプットからデザイン思考ワークショップを経てアイデアの創出、アンケート調査、プレゼンと、時間と頭とメンタルを使った2か月強でした。グループごとの発表後に質疑応答・講評をいただくとともにフィードバックシートの記入もお願いしました。総評では髙木区長から、より具体的・主体的に行動し、妨げになるものがあるならみんなで取り組み、取り除いていってください、と激励のお言葉をいただきました。関係者の皆様からは学生とのコラボレーションのオファーもあり、次の展開が期待されます。関係者の皆様ありがとうございました。

発表を聞く、椿さんとボランティアガイドの皆さん。

学生の発表後に質問を投げかける大谷さん。

総評を述べる髙木区長。終始、熱心に学生の発表に耳を傾けてくださいました。

最後に全員で記念撮影。(お疲れ様でした)

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