大学概要【2023年度実施分】MATLABによる数理・データサイエンス教育の導入と展開

理工学部

MATLABによる数理・データサイエンス教育の導入と展開
実施責任者:児玉 哲司

MATLABとは、科学技術計算のための高性能なプログラミング言語です。2019年度に、このMATLAB/Simulinkが包括サイトライセンス(TAH)として学内に導入され、すべての学生、教職員が天白、八事、ナゴヤドーム前キャンパスで利用できるように全学的な教育・研究の共通基盤として整備されました。このMATLAB/Simulinkは統計学、情報通信理論、金融システム論などにも有効に活用できるため、これを用いて、数理・データサイエンス教育を展開することを試みます。

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