大学概要公益財団法人大学基準協会による「大学評価(認証評価)」結果を受けて

公益財団法人大学基準協会による「大学評価(認証評価)」結果を受けて

 名城大学は、2023(令和5)年3月30日付で、公益財団法人大学基準協会から「大学基準に適合している。認定の期間は2030(令和12)年3月31日までとする。」との認定を受けました。

 今回の評価結果は、本学の現状、課題及び今後の方策等について取りまとめた令和3(2021)年度点検・評価報告書と2022(令和4)年9月に実施された実地調査に基づくものです。

特に高い評価をいただいた点は以下の6項目です。

  1. 大学の中・長期的な基本戦略である「MS-26 戦略プラン」は、多様な経験の場の創出に全教職員が一丸となって取り組むことで、「学びのコミュニティ」を創り広げるなど、「名城らしさ」を追求した基本戦略となっていること
  2. 学外の視点を取り入れ、客観性・妥当性の向上に取り組み、内部質保証の有効性を高めていること
  3. 分野横断型の研究を促進するなど、大学の強みとなる専門分野の研究を促進する特長的な教育研究組織を設置・維持していることは、大学のブランディング及び教育研究の向上に資する取り組みであること
  4. データに基づく自己点検・評価を行い、カリキュラム改編につながるなど、学習成果の可視化及び教育改善に活用していること
  5. 新型コロナウイルス感染症拡大の環境下でもオンラインを活用した新たな研究促進・ 支援策を展開し、「MS-26 戦略プラン」に掲げたミッションの実現及び大学のブランディング強化に寄与していること
  6. 創造的課題解決につながる環境整備により、社会への貢献を教育と一体となって推進していること

 一方、教育研究に関する改善事項についても以下のとおり指摘があり、今後、取り組むべき点として確認することができました。

  1. 一部研究科において、教育課程の編成・実施方針に、教育課程の編成に関する基本的な考え方を具体的に示していないこと
  2. 大学院の定員管理

 現在、名城大学では開学100周年にあたる2026年を目標年とする新たな戦略プラン「Meijo Strategy-2026」【通称:MS-26】を策定し、学生が本学を卒業・修了して良かったと思える大学づくりを目指しています。

 今回の評価結果を真摯に受けとめ、未来に亘って燦然と輝くワンランク上の大学を目指して、引き続き教育研究の質向上を図ってまいります。

令和5年4月3日
名城大学学長 小原 章裕

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