学部・大学院学部長メッセージ
MESSAGE
名城大学法学部は、2020年に70周年を迎えました。わたしたちの学部の歩みは、日本社会の戦後の歩みとともにありました。
法学部では様々な問題を法を用いて解決するための知識・技術を学びます。この知識・技能は、公務員や弁護士、司法書士、行政書士など法律の専門家になるための力に直結しています。それだけでなく、民間企業で働く場合も、活動のあらゆる場面に法が関わってきますので、問題・課題に対して「法の観点から見てこれはどうか?」「これを解決するためにどう法を使えるか」と考える力が役立ちます。
今日の世界は、疫病と戦争を機に、これまで以上に大きな変動期を迎えています。政治、経済、社会の情勢は大きく変化し、従来の考え方や経験だけでは解決困難な新しい課題・問題に、世界が直面しています。次世代を担う学生のみなさんが、これまでの法制度や理論を学び理解することは、新しい課題に取り組むための足場を固めることになります。その足場に立って、新しい課題・問題に対処するための方法を、自ら調べ、考え、議論することに挑戦し、これからの未知の世界を、法を武器として生き抜く力を大学生活の中で身につけてほしいと思います。
2016年度より、名城大学法学部は大きくリニューアルしました。興味や進路に合わせた3コース制、1年生からの少人数ゼミの充実、国際化プログラムの強化、教養教育の充実など、みなさんが主体的に学ぶことのできる環境を整え、70周年を経てさらに強化しています。やりたいことや将来の目標が見つからないという人も、まずは私たちに相談してください。法はどのような職業・活動でも役立ちますし、名城大学法学部は、みなさんの学生生活を全力で応援します。
学部長 前田智彦