理工学部/環境創造工学科研究室紹介
エネルギー・資源循環分野
使い終わったものは廃棄物?エネルギーの有効な使い方は?
持続可能な社会の実現には、何が必要だろうか。
環境に配慮した持続的発展を可能にする「資源の循環利用」および「エネルギーの創成と安定供給」について、教育・研究を行っています。
道正 泰弘 研究室
建設資材のリサイクルシステムと建築物の長寿命化による持続可能性(サスティナビリティ)の実現を追求しています。
片桐 誠之 研究室
水環境の保全・創造につながる、生物機能と分離技術を融合した水処理・水資源循環利用技術の開発をめざしています。
環境汚染物を分解する微生物を水をきれいにする処理システムに利用しています。
ナノサイズの物質やウイルスも膜濾過技術で除去し、安心して利用できる処理水を作ります。
西山 桂 研究室
エネルギーの有効活用や効率的なエネルギー変換・貯蔵を見据えながら、環境調和型のナノスケール有機無機材料の創成に取り組んでいます。
当研究室で開発した光エネルギー貯蔵材料。太陽光や紫外線を取り込み、数10分から数時間かけて光を放出する材料。アルミン酸ストロンチウム系の無機材料を使用。夜間における非常口表示などへの展開が期待される。
ゼミ風景 ―光エネルギー貯蔵材料の創成とバイオシステムへの展開―
武藤 昌也 研究室
工業機器の燃焼器における複雑な熱流動現象の解明を通して、地球環境への負荷低減や化石エネルギーの有効活用をめざしています。
数値シミュレーションの結果を可視化して、現象の物理的な考察を行います。
温度勾配が存在する空間内で、噴霧がどのように燃焼するのかを調べた結果の一例。
環境共生分野
自然の万物に神を感じ、あらゆるものを勿体ないと崇敬する日本的なものの見方が、人と自然の共生を演じ、自然物の持続的利用を可能にする。
自然環境の4つの領域、水圏、地圏、気圏、生物圏との共生をめざして、その物理・化学・生物学的現象の把握、大気汚染・地球温暖化などの解決と克服について、教育・研究を行っています。
三宅 克英 研究室
植食性のカニたち
カニのバイオマス分解能力を利用します
アカテガニ
クロベンケイガニ
日比 義彦 研究室
河川水が堤防を越流している状況のコンピューターシュミレーションの結果です。堤防内の赤い箇所では水が多く含まれています。青い箇所ではまだ水が多く含まれていません。
地盤中に漏れたジェット燃料の移動を予測したコンピューターシュミレーション
広瀬 正史 研究室
衛星搭載降水レーダデータを用いた超高解像度降水気候値の開発
月降水量が最も多い月と最も少ない月
人間活動環境分野
健康で快適な美しい環境を。
生き生きとした暮らしを生み出すために・・・。
自然と共生できる都市・交通網の計画法、環境低負荷型の快適な居住環境と人間活動空間の設計について、教育・研究を行っています。
吉村 晶子 研究室
地域の景観と空間構造を分析し、主体と生活環境の理解を深め、持続可能なまちづくりや空間計画の検討を行い、公共空間のデザインやマネジメント、文化的景観の保全・活用方法を工夫して、地域の課題解決と魅力・価値の向上に取り組んでいます。
ブータン王国伝統集落での研究の枠組み
ブータン伝統集落住民への聴き取り調査風景
小塩 達也 研究室
材料試験機
超小型材料試験機の開発
応力とひずみの関係をハンドルの操作力,操作角として知覚できる教育用材料試験機の開発
リアルタイムスペクトル
FFTによらないフーリエ変換のアルゴリズム開発と実装
リアルタイム周波数解析による橋梁振動のモニタリング