理工学部/情報工学科(募集停止・2022年4月情報工学部誕生)学びのポイント
1.情報デバイスプログラム:情報を利用する分野を扱う。情報を取得するためのハードウェアとそれを利用するためのソフトウェアについて、その両方の仕組みが理解できる。
2.情報処理プログラム:情報を処理する分野を扱う。基本ソフトウェアをはじめとするソフトウェアの原理や、情報管理、アルゴリズム、知識情報処理の方法論が理解できる。
3.情報メディアプログラム:情報を表現する分野を扱う。画像・音・言語などのメディアから情報を抽出する仕組みや、それらを加工して利用する方法が理解できる。
4.情報通信プログラム:情報を交換する分野を扱う。伝送路を介して情報を高速に伝える方法や、ネットワークを介して情報を確実、かつ安全に交換する仕組みが理解できる。
学びのポイント
情報工学をベースに、新時代の「ものづくり」を手がける人材を育成
最先端の情報通信技術と情報処理技術を中心に、これからの「ものづくり」を支える情報工学の教育・研究を推進します。また、学生は国内外の学会で積極的に研究成果を発表し、数々の賞を受けています。
「情報デバイス」「情報処理」「情報メディア」「情報通信」の4分野
ハードウエアと基本ソフトウエアを学ぶ「情報デバイス」、膨大な情報を分析し利用する方法を学ぶ「情報処理」、画像・音・文章などを利活用する方法を学ぶ「情報メディア」、情報を安全かつ確実にやり取りする方法を学ぶ「情報通信」の4分野があります。
チェックポイント
産業界を変革できる人材をめざす
最先端の情報通信技術と情報処理技術で、産業界を変革できる人材を育成します。また、大学院への進学を推奨。学部で学んだことをベースとして、より深く、より大きな研究テーマに取り組みます。
大学院への進学を推奨
本学科では、大学院理工学研究科情報工学専攻への進学を推奨しています。大学院では、学部で学んだことをベースとして、より深く、より大きな研究テーマに取り組み、情報分野の基礎技術から応用まで、社会のさまざまなニーズに応えられるスキルと知識、そして問題解決力を身に付けます。これからの高度情報化社会を支える、先端的で独創的な中核的技術者・研究者への道をあゆみます。
主な卒業研究の事例
- リードソロモン符号を用いたフラッシュ符号の書き換え戦略の検討
- スマートフォンによる利用者の状況推定に関する検討
- センサネットワークを用いたバスロケーションシステムの提案
- 歩行者デストラクション―携帯電話使用時の歩行速度―
- ドライバーへの香り提示による覚醒効果および疲労回復に関する研究
- 難易度を考慮したスリザーリンクパズル生成プログラム
- ファジィ多目的計画法によるクラス編成問題への適用
- 触覚振動ディスプレイによる気配提示の提案と実装
- CGカラーシミュレーションによる家電製品の感性素材開発
CLOSE-UP 授業
「オペレーティングシステム」 亀谷 由隆 先生
オペレーティングシステムは、コンピュータシステム(スパコン、ウェブサイトから携帯電話まで)のハードウェアとソフトウェアの仲立ちをしてシステム全体を支える存在です。この授業では、デバイス管理・記憶管理・実行管理といったオペレーティングシステムの基本機能、およびファイルシステム・ネットワークといった現在のオペレーティングシステムが提供するサービスについて学び、オペレーティングシステムを通してコンピュータシステム全体を眺め、コンピュータへの理解を深めます。