在学生・教職員/受賞 理工学研究科の福山裕人さんが日本機械学会若手優秀講演フェロー賞を受賞

受賞者

福山裕人さん(理工学研究科 メカトロニクス工学専攻 博士前期課程2年、佐伯壮一研究室)

受賞名

日本機械学会若手優秀講演フェロー賞

受賞日

2023年2月27日

受賞テーマ

ロボット支援ドップラーOCT(RMA-OCDV)を用いた初期変性軟骨マイクロ断層可視化診断法における粘弾性評価の検討

福山さんは、老化や激しい運動により膝の関節軟骨がすり減り痛みなどが生じるOA(変形性膝関節症)という整形外科疾患に対し、新たな画像診断システムを開発しました。この手法では、OCTを用いて取得したデータに独自の解析手法を施すことで、従来のレントゲン検査では診断できなかった軟骨の微小な損傷の診断が可能となり、さらにロボットマニピュレータを搭載することで再生軟骨移植手術における術中診断に応用できることが分かってきました。この研究成果について発表したところ、日本機械学会若手優秀講演フェロー賞を受賞しました。この賞は、日本機械学会が主催する講演会で有益で新規性のある発表を行った26歳未満の講演者に対して与えられる賞です。

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