大学概要 【2017年度実施分】モスクワ大学ビジネススクール、韓国中央大学との国際WEB会議共同研修による課題解決型プロジェクト

経済学部

No.4

実施責任者佐土井 有里

本プロジェクトの趣旨は、アクティブ・ラーニングと国際性、積極性、英語コミュニケーション能力を伸ばしたい意欲のある学生の為の選抜教育(オナーズプロクラム)の両方を取り入れたものである。学生にとって実際に海外の学生とチームを組み、Web会議を通して同じ課題について考え、討議し、まとめ、報告を作り上げることは簡単ではなく、高いチャレンジ精神が必要となる。しかし、海外の優秀な学生たちと直接かかわることにより、得るものは大きい。モスクワ大学と韓国中央大学の学生達は英語が母国語ではないが、英語力が高く、日本経済や日本企業に興味を持っている。名城大学の経済学部の中でモチベーションの高い優秀な学生を対象とする選抜型教育プログラムとして、有効であると考える。

モスクワ大学ビジネススクールとの学生交流会実施報告(1/16更新)

2018/01/16

■日 時:2018年1月12日(金)9:00~13:00
■場 所:名城大学 天白キャンパス H303


1月10日(火)、本学の協定校であるモスクワ大学から、ビジネススクールの学生13名と教員2名が天白キャンパスを訪れ、本学学生との英語によるワークショップ・交流会を実施しました。

はじめに、本学の学生より「日本の大学生生活と考え方紹介」と「日本の就職活動」をテーマに英語でのプレゼンテーションを行いました。日本経済や日本企業に興味を持つモスクワ大学の学生から多くの質問を受け活発に討議しました。

その後、モスクワ大学13名、本学12名の計25名の学生が4チームをつくり、それぞれのチームが「日本の杉材を活用した伝統工芸品のロシア市場向けビジネスプラン」という課題について、互いの文化、ビジネス慣習、価値観を共有しながら考察をまとめ、各グループが発表しました。モスクワ大学セルゲイ・シャポシニコフ准教授より高い評価をいただきました。ロシアにおける日本ブランド・日本製品に対する学生たちの意見や考えを聴きながら、同じ課題について考え、討議し、仲間意識も生まれ、本学の日本人学生にとって、刺激を受け、多くを学んだ良い機会となりました。昼食・懇談会、キャンパスツアーの後、午後はトヨタ高岡工場と産業技術記念館を見学しました。

ACTIVITY

「モスクワ大学ビジネススクール、APU立命館アジア太平洋大学との国際WEB会議、共同研修による課題解決型プロジェクト」スタート(5/10更新)

2017/05/10

4月20日からモスクワ大学、APU留学生、名城大学経済学部学生合計36名による2017年第1回WEB共同研修プロジェクトを開始しました。本プロジェクトは名城大学の8名の日本人学生とモスクワ大学のロシア人学生、APUの留学生による混合6チームを編成し、クループごとに課題(以下に課題の一部抜粋)に対して、Skypeやメールを使ってチームメンバーと連絡を取り合い、課題をまとめ、6月1日に開催予定の国際WEB会議で各チームがプレゼンテーションをする予定で進んでいます。
 名城大学の学生8名は、4年生5名、3年生3名で、この中の二人はチームリーダーを務め、英語でメンバーと打ち合わせたり、討議をしたりと、非常に困難な役割を必死で果たそうと頑張っています。初めて参加する学生ばかりですが、全員英語を使ってグループをまとめ、連絡を取り合い、分担作業をこなし、試行錯誤でチャレンジしています。

  • 課題1の一部抜粋 課題1の一部抜粋
  • 課題2の一部抜粋 課題2の一部抜粋
  • 課題3の一部抜粋 課題3の一部抜粋

「モスクワ大学、立命館アジア太平洋大学APU、名城大学スプリングプロジェクト」課題に対するグループプレゼンテーションを実施(6/13更新)

2017/06/13

■日時:6月1日(木)15:00~19:30
■場所:N104講義室

4月20日からモスクワ大学、APU留学生、名城大学経済学部学生合計36名による2017年第1回WEB共同研修プロジェクトを実施し、その結果発表会として各チームプレゼンテーションを国際WEB会議で6月1日に実施いたしました。本プロジェクトは名城大学経済学部8名の日本人学生とモスクワ大学のロシア人学生、APUの留学生による混合6チームを編成し、クループ毎に課題に対して、Skypeやメールを使ってチームメンバーと連絡を取り合い、レポートを作成したものです。
発表当日は、Web会議システムにてモスクワ、北九州、名古屋それぞれの大学会場をつなぎ、混成6チームメンバーが3ヵ所から同一発表を行いました。2チームごとに同一課題、3つの異なる課題を20分発表+10分質疑応答形式で実施し、3大学の教員審査員による評価点により優秀チームを表彰しました。
時々、メカニカルトラブルから会議が中断等のトラブルもありましたが、遠隔地を繋いでいるという臨場感も生まれ、仲間意識も生まれ、本学の日本人学生にとって、刺激を受け、多くを学んだ良い機会となりました。

以下、参加学生の感想を抜粋します。
■今回参加出来たことはすごく意味のある経験になったと思います。他の大学の学生との英語力の差を、身をもって感じたことで、今後自分に何が必要なのかすこし分かった気がします。

■APUの留学生は日本に来ているだけあって、日本語や文化に強く興味を持っていることを感じましたが、ロシアの方も日本のアニメなどの文化が人気ということもあってか、どの国の方も日本に対して比較的良いイメージを持っていてグループワークはやりやすかったです。

■勝敗を決める制度は、グループワークが滞ってしまったときに、勝ちにいこうと声かけをしてもらい、私たちのチームワークを深めるきっかけにもなりました。

■私が所属していたチームは、相手チームが非常に強敵だったこともあり、残念ながら負けてしまったのですが、同じテーマでも、チームによって全然違った角度から発表していて発表を聞く方もすごく楽しかったです。

■今回の発表によって、もっともっと努力をしないといけないと思える、良いモチベーションになりました。この、プログラムが来年も再来年もずっと続けば良いと希望しています!

■このプロジェクトは自分の英語力からすると非常に難しい取り組みで、聞かれていることにうまく答えられず、言いいたいことがなかなか伝わらず、また、調べたことを英文に直す難しさもありました。またロシアとは時差が6時間あり、予定を合わせるだけでも苦労しました。また、海外で一般的に使われているレポート、プレゼンのソフトが異なり、問題も多くありました。

■自分がわからないことと出来ないことをはっきり相手に伝えることで、リーダーやグループの方がわかりやすい表現に変えてくれたり、やり方を教えてくれたり、グループメンバー助けられたことで脱落することなく、やり遂げることができました。

■ゼミで英語のプレゼンを作る機会は何回かあったものの、外国の方と直接英語で作ることはなかったので、とてもいい経験になり、より一層英語を勉強したいという気持ちが強くなりました。このような機会を与えてくださって、ありがとうございました。

■今回のプロジェクトでは、同じチームメンバーに助けていただいたのが1番大きかったです。距離があるので、メンバーがひとつの場所に集まって相談することができない中、リーダーが率先して動いてくれたからこそレポートもプレゼンもまとまったのかと思います。

■課題となっている日本の企業に会社訪問に行くことができたのは非常に良かったのですが、訪問の時期をもう少し早めにできればより深い提案もできたのではないかと考えます。

■よかった点ですが、海外の違う国の方と一緒に同じビジネスプランについて討論できたのは、いい経験になりました。文章の構成の仕方やデータの集め方、プレゼンのスライドの作り方、見せ方など、日本人ではなかなかない発想や考えがあったので、ぜひ真似をしたいと思いました。

モスクワ大学ビジネススクールとの学生交流会実施報告(1/16更新)

2018/01/16

■日 時:2018年1月12日(金)9:00~13:00
■場 所:名城大学 天白キャンパス H303


1月10日(火)、本学の協定校であるモスクワ大学から、ビジネススクールの学生13名と教員2名が天白キャンパスを訪れ、本学学生との英語によるワークショップ・交流会を実施しました。

はじめに、本学の学生より「日本の大学生生活と考え方紹介」と「日本の就職活動」をテーマに英語でのプレゼンテーションを行いました。日本経済や日本企業に興味を持つモスクワ大学の学生から多くの質問を受け活発に討議しました。

その後、モスクワ大学13名、本学12名の計25名の学生が4チームをつくり、それぞれのチームが「日本の杉材を活用した伝統工芸品のロシア市場向けビジネスプラン」という課題について、互いの文化、ビジネス慣習、価値観を共有しながら考察をまとめ、各グループが発表しました。モスクワ大学セルゲイ・シャポシニコフ准教授より高い評価をいただきました。ロシアにおける日本ブランド・日本製品に対する学生たちの意見や考えを聴きながら、同じ課題について考え、討議し、仲間意識も生まれ、本学の日本人学生にとって、刺激を受け、多くを学んだ良い機会となりました。昼食・懇談会、キャンパスツアーの後、午後はトヨタ高岡工場と産業技術記念館を見学しました。

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