大学概要【2022年度実施分】学部生・大学院生に最先端技術開発を経験・体感させ学生が能動的に学ぶ意欲を向上させるプログラム

理工学部

学部生・大学院生に最先端技術開発を経験・体感させ学生が能動的に学ぶ意欲を向上させるプログラム
実施責任者:宇佐美 初彦

CEATECや東京モーターショーなどを最先端の研究会・展示会・学術講演会に学生を派遣し、最先端技術開発を経験・体感させる。さらに、SPRING8など本学にはない施設に学生を派遣し本学科の新しい研究分野の構築を目指す。なお、本年に関してはコロナ禍の影響を考慮してデジタルサイネージやそのコンテンツ作成などもあわせて行う。目標として、大学院・修士課程の進学率(現在:30~50%⇒将来:50~60%)の向上を目指す。

ACTIVITY

OPIC(LEDIA2022)のポスターセッションへの参加および展示会への参加した

2022/04/25

LEDIAが開催された部屋の前での写真

派遣日時:令和4年4月20日
派遣場所:パシフィコ横浜
実施内容:LEDIAという国際会議でのショートプレゼン(5分)およびポスターセッションに参加した。ポスターセッションでは、様々な人と自身の研究について議論をすることができた。また、光デバイスに関する展示会にも合わせて参加した。今まで当たり前と思っていた実験の条件に気づかされ、今行っている研究が企業目線ではどのように見えているのか知ることができ、より一層研究への理解が深まった。

LEDを用いた工作教室、LEDで発電できるかを実験的に検証

2022/06/06

日時:2022年6月4日 9時~17時
場所:R3-201
内容:簡易LEDの作成とLEDの電流電圧特性および発電実験
本取り組みでは、学部1年生に最先端のLED教育を実施した。1年生は希望するテーマを1つ選択し実施する。本テーマを選択した学生は18名であった。まず午前中にLEDの構造を理解するために電圧-電流特性の測定およびLEDの光を照射することによって起電力が生じるのかを実験的に検証した。得られた結果は量子力学の概念に従う結果であり、それらの結果を議論してもらった。さらに午後からは簡易LEDの作製を行い、はんだ付けや回路の作製を行いながら実験を進めた。最先端技術を学生が体感できたと思われ、今後上級学年に進んだときのモチベーション向上につながることが期待される。

大学院生の指示のもと簡易LEDの回路を作成しているところである。これは実験の初めに回路を作成するために事前に用意された機材がケースの中に入っているかを確認しているところである。

これは学部生が本企画参加学生にエナメル線の露出のさせ方をデモンストレーションしているときの図である。参加学生の多くはペンチを用いた被膜剥ぎに苦労していたため、デモンストレーションを行った。

この写真は学部生が今回の簡易LEDの回路を作成するにあたって注意事項や回路の説明を行っているところである。特に、今回ははんだごてを使用することから火傷の可能性があったため、入念に学部生および大学院生がはんだごての使い方について説明を行った。

これは実験終了後に教員に今回の実験の総括を行っているときの写真である。本企画で実施した実験が3年後に行う研究にどう関わってくるのかを教員が説明を行っているところである。参加学生も研究の重要性を学べたと考えられる。

宮嶋・今井研究室の実感教育

2022/06/14

日時:5月31日~6月9日
場所:R2-248
内容:レーザー加工によるオリジナルコースターと名前入りノートの製作。最先端半導体レーザーを用いた加工技術を用いて身近なものを加工することを経験する事により最先端技術を学部1年生に学ぶ取り組みを行った。 1年生は希望するテーマを1つ選択し実施する。本テーマを選択した学生は19名であった。

レーザー加工機に接続されたPCを操作して、コースターに付与するデザインの設定を行っている様子。

レーザー加工機の動作を見ながら、デザインが上手く出来ているかを確認している様子。

レーザー加工によって製作したオリジナルコースター。自分達の好きなキャラクターやデザインを付与しており、個性的なものが沢山ありました。

レーザー加工によって製作した名前入りノート。特徴的なフォントを使用したり、マークを入れているものもありました。

ミニ四駆の実感教育

2022/06/16

日時:5月28日、6月11日
場所:R2-002
内容:学部1年生に機械の基礎を勉強するための実感教育を計画した。本実感教育は学部1年生の16名が参加した。ミニ四駆を製作して実際にコースで走らせてタイムを計った後、より速いタイムを計測できるように考えながらミニ四駆を改造した。また、デザインコンテストやレースも実施した。ものづくりに学部生が興味を持って向上心を培うことが期待できる。

ミニ四駆を実際に製作している様子。より速いタイムが計測できるようにギアやタイヤなどの部品を自分で選んでミニ四駆を改造しました。

実際にコースで走らせている様子。コースを3周走らせたタイムを計測します。

デザインコンテストの様子。

結果発表の様子。デザインとレースの表彰を行いました。

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