大学概要【2025年度実施分】学部生・大学院生に最先端技術開発を経験・体感させ学生が能動的に学ぶ意欲を向上させるプログラム
理工学部
CEATECや東京モーターショーなどを最先端の研究会・展示会・学術講演会に学生を派遣し、最先端技術開発を経験・体感させる。さらに、SPRING8など本学にはない施設に学生を派遣し材料機能工学科の新しい研究分野の構築を目指す。なお、本年に関してはコロナ禍の影響を考慮してデジタルサイネージやそのコンテンツ作成などもあわせて行う。目標として、大学院・修士課程の進学率(現在:30~50%⇒将来:50~60%→2026年度目標70%)の向上を目指す。
ACTIVITY
理工学部材料機能工学科コンポジット材料研究室(榎本研究室)のラボツアー参加の報告
2025/06/23
学部2年生の科学技術リテラシーの一環であるラボツアーにおいて、榎本研究室についての紹介を行いました。プラスチック材料がそもそもどのような材料なのかの説明を行い、榎本研究室で、どのような研究が行われているかの紹介を行いました。また、研究で使われている射出成形機で実際に射出成形されるところを見学してもらいました。最後に質疑応答を行い、研究内容のより深い説明を行ったり、現在の学部生の疑問に答えたりする時間としました。
田中研究室の研究室開放セミナー
2025/06/23
学部2年生を対象とした研究室の紹介及び研究内容の簡単な説明を行った。実際に田中研が所有しているTEMを見せながら説明した。
関口研究室配属の上級生による学部生向けのプレゼンテーション(ラボツアー)
2025/06/24
ラボツアーでは、学部生の研究室に対する興味を向上させることを目的として、研究室の学生による学部生向けのプレゼンテーションを行った。活動内容としては、R2-241で、ポスターを使って研究背景および研究内容を紹介し、LEDプローブのデモ機を実際に駆動した。その後、R2-004に移動し、LEDの作製プロセスおよびイエロールームの説明、質疑応答を行った。ラボツアーを通して学部生たちからは、半導体集積化技術を生命科学に応用するという研究内容は珍しく、楽しそうだという感想を聞くことができた。個人としては、学部生に対して研究室の紹介をすることにより、プレゼンテーション能力の向上や研究内容をより深く理解することができた。
研究室配属の上級生による学部生向けのプレゼンテーション
2025/06/26
13時頃からラボツアーを開始し、合計6グループの見学を行った。
学部生に対して、我々の研究室の研究内容である半導体レーザーやマイクロLEDの説明や現状の研究課題の簡単な説明を行った。2年生の段階では半導体に関する知識や発光のメカニズムをまだ習っていないため、原理や構造を説明するよりも我々の研究が今後の社会にどのように応用され、貢献していくのかを重点において説明を行った。そのため、説明時に使用したスライドも難しい原理が分からなくても理解できるような内容をまとめた。
結晶工学スクールの参加報告
2025/08/04
7月30日(水)~8月1日(金)の日程で、結晶工学スクールが名古屋大学で開催され、本学岩谷研究室から4名の学生が参加した。スクールでは、結晶成長、構造解析、電子・光物性にかかわる基礎的内容を厳選した講義が行われた。また、他大学の学生、企業で研究・開発に取り組んでいる方々との交流会があり、お互いの研究内容などについて話し合った。
装置を借用した実験
2025/09/09

日本製鋼所 横浜製作所の方との写真
日時:令和7年4月24日
場所:日本製鋼所 横浜製作所
内容:イオン注入GaNのキャリア活性化に向けて、KrFエキシマレーザー(借用した装置)を用いたパルスレーザーアニールを行った。
大阪大学にて、装置を借用した実験
2025/09/22
大阪大学片山研究室のM2の学生に、半導体レーザ作製のためのプロセスの指導をしていただいた。初めに、使用する試料の確認を行った。マスクレス露光装置を使用させて頂くために、今回使用するCADデータ(フォトマスク)の修正&確認を行い、作業を開始した。まずは、試料(p-GaAs基板)の有機洗浄、表面酸化膜除去を行い、リソグラフィーを行うため、レジスト塗布をスピンコーターで行った。その後、マスレス露光装置にCADデータを取り込み、ステージに試料をセットし、露光を行った。複数の露光量、パターンで露光を行った。露光後に現像を行い、表面を光学顕微鏡にて観察した。