大学概要【2022年度実施分】研究室・研究室外での先端研究体験を通じ、早期に大学での多様な学びを気付かせる取り組み

理工学部

研究室・研究室外での先端研究体験を通じ、早期に大学での多様な学びを気付かせる取り組み
実施責任者:六田 英治

研究室・研究室外での先端研究体験を通じ、早期に大学での多様な学びを気付かせる取り組みを行う。具体的には3年生以下の学生に対しては研究室での最先端研究に4年生・大学院生に関しては学外での活動を通して学生自身が将来のビジョンを明確化させることができるチャンスを提供する。本年は1年生の専門分野・先端研究への興味を醸成するために工作教室を講義時間に実施する。

ACTIVITY

カラオケ回路の実感教育

2022/05/25

日時:令和4年5月21日
場所:R2-043
内容:オペアンプを用いた減算回路を作成し、CDからのステレオのL・R信号の差分を取り、カラオケ音源に変換する実験を行う。

オペアンプを用いた回路についての講義を受けている様子

実際に回路を作っている様子

作った回路を音源とスピーカーに接続し、カラオケ音源にしている様子

実験を終え結果についてディスカッションしている様子

服部研究室で実施した最先端研究体験

2022/06/26

日時:令和4年6月11日、6月25日
場所:R2-353
内容:金属とガラスの合体工芸である七宝焼の作製体験を通して、モノづくりを体験した。本取り組みは学部1年生の希望する学生に実施(16名)した。また、電気窯の扱いに注意することで安全に行う大切さを実感した。早期の体験を通して学生は様々な経験を積むことができるような取り組みを行った。

釉薬を銅板にのせる作業その1

釉薬を銅板にのせる作業その2

釉薬を銅板にのせる作業その3

釉薬を銅板にのせる作業その4

赤堀研究室の実施した最先端研究体験

2022/06/27

日時:6月11日、6月25日
場所:R2-206
内容:金属の鋳造に関して学部1年生(希望した16名)に対して最先端な実習の体験を行った。低融点合金など、最先端な分野に関する理解を進めてもらった。また、遊びの要素を入れるために、メタルフィギュアの作製を行い、学生は学部1年生の早期の段階での体験を通して様々な経験を積むことができるような取り組みを行った。

粘土を土台として、型を取りたい模型につけることで、鋳造で、溶けた金属を鋳型の枠に流し入れる所(湯口)作っています。

シリコンを流し込み模型のまわりを覆い固めることで、鋳造に使用する鋳型を作っています。

完成した鋳型の中に溶かした低融点合金を流し入れています。流し込んだ後は、低融点合金が冷えて固まるまで待ちます。

低融点金属が冷えて固まった後、鋳型の中から取り出し、完成したメタルフィギュアにある、鋳型から余分にはみ出してしまった金属(ばり)を除去し、表面の凹凸をなくし、きれいにするために、やすりや紙やすりを使用し磨いています。

砂糖の結晶成長の実感教育

2022/06/28

日時:2022年6月28日
場所:R2-002
内容:結晶成長の勉強として、砂糖の結晶成長を行った。対象とする学生は、学部1年生である。作製した砂糖溶液に種結晶を入れ、成長させた。一週間放置した後、結晶の成長量を測定した。実験条件を変え、成長を行い、条件変更による成長の変化を観察した。以上2回の成長結果を各3人のグループで指導教員、学生職員に発表した。早期に大学での研究活動の初歩を学ぶことにより今後の学びのきっかけになることが期待される。

教育内容を説明する成塚先生と学生

使用する砂糖を計量する学生と見守る学生職員

砂糖溶液を作成する学生

成長させた結晶を観察する学生

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