理工学部/社会基盤デザイン工学科科目 Pick Up

構造力学I

構造物の形が力学の観点からどのように決まり、また力学によって構造物に発生する力をどのように解くことができるかを学びます。構造物の合理的な設計を行うためには、支点反力(構造物を支えるもの、例えば支承を点として考えたとき、その点で発生する力)や部材の断面力(部材の断面上に発生する力)の大きさを知る必要があります。構造力学Iでは、静定のトラス、直線ばり、ラーメンおよびアーチの支点反力と断面力の解法と計算例を詳述します。

水理学I

水理学は、水工学(水文学、河川工学、海岸・港湾工学、水環境工学など)の基礎となる学問で、水の流れの力学を理解するとともに応用的な解析ができることを目的としています。この科目では、流体の静水圧の問題から入り、粘性を考慮しない流れの理論ついて基本的な理解を深めることを目指して、静水の力学、完全流体のエネルギー保存則や運動量保存則、粘性流体の流れの特性などについて講述します。

土質力学I

土は私たちの生活と深いかかわり合いをもっていながら、その素性については不明な部分が多いです。この科目では、土の工学的特性の表現方法と力学的特性の一部を習得します。砂と粘土は何が違うのだろう?  なぜ砂浜で湿った砂では城が作れたのだろう?  なぜ大雨が降ると地すべりが起こるのだろう?  こんな素朴な質問について、科学的に説明できるようになるのが本科目のねらいです。

社会基盤計画学I

社会基盤施設の特徴、計画の必要性とその策定過程について体系的に学ぶとともに、社会基盤計画学の計量的分析手法のうち、特に確率統計的手法を中心に、確率の基本概念、確率変数と確率分布、統計的手法および標本調査法について、その理論と解法を学び、また演習を通してその実践能力の向上に努めます。

コンクリート構造設計論

鉄筋コンクリート構造物を安全に設計するためには、想定される外力に対して、構造物が必要十分な耐荷性能を有していることをきちんと把握する必要があります。本講義は、鉄筋コンクリート構造の様々な破壊機構やそれに応じた破壊荷重の算定方法について解説や演習を行うことで、鉄筋コンクリート部材の耐荷性能の一つである断面耐力の基本理解を目指します。

測量学

測量は古くから継承された測定技術で、地球表面またはそれに近い物体の空間的位置関係を求める一連の作業、あるいは、ある目的に利用する技術から成ります。その本質は解析幾何学、統計学を基礎とした学問です。近年の測量機器の発展に伴い、その本質を見失いがちですが、この科目では測量の原点に立ち、測量技術者として必要とされる基本的な事項について講義を進め、測量について理解を促すとともに、実務の基礎能力を修得を目指します。

耐震工学

地震時の構造物の応答を解析する場合には、まず構造物を解析可能な力学モデルに置き換えることが必要です。実際の構造物はきわめて複雑で、力学モデルの選定に際しては、問題となる振動現象を実用上十分な精度で表現できる程度に単純化します。耐震工学では、まず構造物の設計にとって重要な課題である座屈という現象とその解析方法、次に1自由度系モデルによる地震時挙動の解法、さらに構造物の大地震に対する最新の耐震設計法の考え方について講述します。

建設施工法

社会基盤施設の整備に当たっては、わが国の厳しい地形・気象条件のもと、良質な構造物の建設工事を安全に進めることが重要です。建設工事にはコスト縮減、品質の確保、環境負荷の低減、安全施工等の施工管理が求められています。この科目では、建設工事の基礎的な工種内容の解説と、構造物の耐久性・安全性などの留意点を中心に解説し、土木施工管理の基本を現場経験に基づいて詳述します。

プロジェクトマネジメント

財政状況の悪化や長引く不況等を背景として、インフラの建設や管理等の実務には、効率性、透明性、説明責任等がより一層求められるようになっています。本講義では、現在の社会背景を踏まえつつ、建設プロジェクトの実務で必要となるマネジメント技術について学びます。具体的には、プロジェクトを取り巻く社会的背景、市民への説明責任、技術者倫理、入札契約手法、財務分析手法、アセットマネジメント等、最新かつ実践的な技術を学びます。

都市・国土制度論

国土づくり、まちづくりは、国土計画、地方計画等の計画体系と計画を実現するための様々な諸制度によって成り立っています。都市・国土計画の実務に携わる技術者となるためには、それらの仕組みについての知識が不可欠です。そこで、本講義では、都市・国土計画の実務に不可欠な知識である法定国土計画、都市計画等の体系、およびそれらの手続き等について学んだ上で、愛知県や名古屋市が行っている都市計画制度の運用事例や実践的な取り組みについて紹介します。さらに、我が国の制度のみならず、海外の先進的な計画制度やまちづくりの事例についても学びます。

FEATURE

  • FEATURE3
  • FEATURE2
  • FEATURE1