研究研究設備紹介

研究に利用している主な設備

名城大学八事キャンパス分析センターに設置されている四重極飛行時間型質量分析計TripleTOF 6600をナノ流速液体クロマトグラフEksigent Ekspert 425と組み合わせて使用することにより、タンパク質の網羅的な解析(プロテオーム解析)を行います。数百ナノグラムという非常に少量の生体試料から、数百〜数千種ものタンパク質を一度に同定・定量することが可能です。また、TripleTOF 6600を超高速液体クロマトグラフNexeraXRと組み合わせて使用することにより、試料中の高分子分解産物や低分子代謝物、医薬品などの低分子化合物を同定・定量することが可能です。これにより、酵素や受容体などのタンパク質や糖質、脂質、アミノ酸などの栄養素、服用中の医薬品血中濃度など様々な分子・化合物が、生体内でどのように変動しているのか観察することができます。

名城大学八事キャンパス分析センターに設置されている核酸自動抽出装置、デジタルPCR、リアルタイムPCRを組み合わせて分析することにより、血液中のわずかながん細胞からの遺伝子発現、遺伝子変異を検出することが可能です。また、次世代シークエンサー解析への応用も可能で、機能が明らかとされていない未知の遺伝子解析を行なうこともできます。

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ