理工学部/電気電子工学科学科長からのメッセージ

MESSAGE

学科長 村本 裕二

 コロナ禍が2年間も続き,学生生活および受験等で大変苦労したことと思います。特に人生において貴重な学生生活を十分に満喫できなかったことが一番の損失です。ただコロナ禍によるニューノーマルという新しい価値観で,必要なもの不要なものが見えてきたようにも感じます。ニューノーマルのもとに皆さんは,希望をもって大学に入学し,大学生となり,勉強のみならず人生のあらゆる経験を積んでいくことになると思います。
電気エネルギーは人間を含めた生物が生きるために必要不可欠な「空気」や「水」のような存在になっています。発電,送電・配電から電気電子材料,制御システム,エレクトロニクスおよび情報通信など電気電子分野は幅広く,快適な住居空間を演出したインテリジェントビルなどの建築系分野,ロボット,電気自動車・燃料電池車,工作機器制御などの機械系分野にも深くかかわってきています。また近年では医療等の生命情報分野にも進出しており,未来社会を切り開く技術革新のキーテクノロジーになっています。
 電気電子工学科では,「エネルギー・環境」「電子物性・デバイス」「システム・情報通信」「電子生命情報」の4つの教育・研究分野に重きを置いて教育プログラムを構成し,基礎学力と専門能力をバランス良く修得できるようになっています。本学科では,一人ひとりの学生が早い段階で将来の進路に応じた有意義な学びを展開できるよう,「電気工学コース」と「電子システムコース」の2コース制を導入し,「電気工学コース」では,電気エネルギーや電気電子材料(例えば,半導体,ナノテク等)の分野を中心とした教育を,「電子システムコース」では,制御システム(例えば,ロボット等)や情報通信に組込みシステムの分野を加えた教育を実施しながら,社会の要請に適した科学技術のキーテクノロジーを担う優秀な技術者・研究者を育成します。
 科学技術は日進月歩進化し続けており,さらに複雑化,高度化も進んでおります。そのため我々教員は,可能な限り学生には,大学院への進学を勧め,さらに,幅広い専門知識と実践的な研究分野への取組等を経験できるように教育研究をしております。
 就職については,電気電子工学分野のみならず,異種業種(建築系,機械系および情報系)からの求人も多く,電気電子工学を学ぶことにより,より広いフィールドでの就活が可能となっています。さらに東海地区の優良企業のみならず,関東・関西の大手企業および東証一部上場企業の大手企業へも多く就職し,活躍しております。今後も,本学電気電子工学科・電気電子工学専攻では,多くの卒業生・修了生が社会に貢献できるよう,本学科の教員は,人材育成に力を注いでいきます。電気電子工学の分野に興味がある人,皆さんを待っています。

学科長 村本 裕二

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