理工学部/メカトロニクス工学科学科長からのメッセージ

MESSAGE

学科長 大原 賢一

私たちの身の回りにある家電製品や自動車,ロボット,さらには医療機器に至るまで,現代のものづくりは,機械工学,電気電子工学,制御工学,情報工学といった複数の分野が密接に連携することで成り立っています.近年,製品やシステムはますます高度化・複雑化しており,一つの専門分野を深く学ぶ力に加えて,異なる分野を横断的に理解し,それらを統合して活用できる力が,社会から強く求められています.

メカトロニクス工学科では,こうした時代の要請に応える人材の育成を目標に,機械・電気・情報・制御という,ものづくりの根幹をなす分野を体系的かつ実践的に学べる教育環境を整えてきました.1年次から2年次前半では,基礎となる専門知識について座学を通じてしっかりと身につけ,2年次後半から3年次後半にかけては,演習や実験を中心とした授業を通して,学んだ知識を「使える力」へと高めていきます.特に2024年度から実施されている新カリキュラムでは,これまでの当科の教育実績を踏まえ,「メカトロニクス統合演習I〜IV」を核とした演習科目を設けました.これらの演習を通じて,学生一人ひとりが分野を横断した知識を実践力として身につけ,社会で求められる課題解決力や創造力を養っていきます.

本学科の卒業生は,製造業をはじめとする様々な分野において,研究,開発,設計などメカトロニクスの知識と実践力を生かした形で幅広く活躍しています.社会の変化に対応できる柔軟な専門性を身につけることは,将来の進路選択の幅を広げる大きな力となります.

さらに,2026年度からは学科の教員体制が強化され,専任教員10名体制,研究室も10研究室へと拡充します.2026年4月に新たに着任する教員を迎え,教育・研究の両面で,これまで以上に充実した学びの場を提供していきます.

本学理工学部100周年という節目の年とともに,新たな一歩を踏み出すメカトロニクス工学科において,日本のみならず世界で活躍できる技術者の育成に,教員一同,全力で取り組んでまいります. ものづくりが好きな人,仕組みを考えることに興味がある人,新しいことに挑戦したい人.メカトロニクス工学科は,そんな皆さんの「学びたい」,「より成長したい」という気持ちに応えられる場を創るよう取り組んでいきます.

学科長 大原 賢一

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