在学生・教職員/ニュース 実践スポーツ医科学研究会に五輪金メダリストらが参加

実践スポーツ医科学研究会の参加者たち 実践スポーツ医科学研究会の参加者たち
  • 柔道の五輪金メダリストの古賀稔彦さん(右)らの前で研究発表をする谷本歩実さん(左) 柔道の五輪金メダリストの古賀稔彦さん(右)らの前で研究発表をする谷本歩実さん(左)

2015年4月に開設された総合研究所・スポーツ医科学研究センターに併設された「実践スポーツ医科学研究会」の勉強会が3月27日、八事キャンパスで開かれ、オリンピック男子柔道3連覇の野村忠宏さん(ミキハウス)ら36人が参加しました。
3年間の研究と活動の実践例を報告する会で、アテネ、北京両オリンピックの女子柔道金メダリストの谷本歩実さん(コマツ女子柔道部助監督)、小山田和行鹿屋体育大学スポーツ・武道実践科学系助教(同大柔道部監督)が、それぞれの医学博士論文の内容を中心に発表しました。
いずれも、柔道選手を対象に、稽古後に採血し、筋逸脱酵素値の変化、血液の特定の成分の数値、筋肉の損傷などを分析した成果です。筋疲労と免疫疲労の回復にタイムラグが出る現象をスポーツ指導者やスポーツ医学者は実感しており、体験に根ざした質問が次々と上がりました。田辺勝日本体育大学柔道部監督は「われわれの世代は経験論や感覚で柔道指導をするのが一般的だったが、今の時代は、科学的な知見を基に指導をしなければならない」と指摘しました。
研究会の代表者の梅田孝薬学部教授は、本学女子駅伝部、硬式野球部、アメリカンフットボール部、ラグビー部などの選手たちの血液の成分分析などを通じたメディカルサポートを3年間続けた成果を報告。「女子駅伝部が日本一になるなど、戦績は上がった。特別強化、強化クラブの監督がメディカルチェックに興味を持ち、指導に役立てている」と総括しました。

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