在学生・教職員/ニュース 農学部の加藤研究室が名古屋市農業センターの梅の実から採取した酵母で日本酒を造る

  • しだれ梅の実から採取した酵母で造られた日本酒 しだれ梅の実から採取した酵母で造られた日本酒
  • 咲き誇る名古屋市農業センターのしだれ梅の花 咲き誇る名古屋市農業センターのしだれ梅の花

農学部応用生物化学科の加藤雅士教授の研究室が、名古屋市農業センター(天白区)の「しだれ梅」の実から採取した酵母で日本酒を造ることに成功しました。
2016年3月に農学部・大学院農学研究科と農業センターが連携協定を結びました。連携事業の第1号として、加藤教授は同センターのしだれ梅に着目、実に付着していた酵母の分離実験を行いました。分離された微生物の遺伝子解析の結果、醸造に適すると思われる酵母(サッカロミセス・セレビシエ)が発見されました。
神の井酒造株式会社(緑区)で日本酒の仕込みが行なわれ、2017年に仕上がりました。甘口です。
自然界から分離された酵母はアルコール耐性が低いものが多いとされますが、今回は無理することなくアルコール15度以上まで発酵が進みました。
醸造に使った米は「あいちのかおり」という品種です。名古屋市港区南陽地区で「あいちのかおり」と古代米を使った5色の「田んぼアート」を描いた後に収穫されました。
米や酵母などの原料から醸造に至るまで、名古屋生まれ、名古屋育ちにこだわった日本酒です。本学と名古屋市農業センターとの連携は、郷土色と物語性の強い日本酒という形で実を結びました。

加藤研究室は、附属農場で採取されたカーネーション酵母を使った本学ブランドの日本酒「華名城(はなのしろ)」を開発し、2013年、学内で販売開始。しかし、今回の日本酒は販売はしません。

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