移行用/ニュース 薬学部の森裕二教授に日本薬学会から薬学会賞 本学からは31年ぶり2人目

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薬学部の森裕二教授に公益社団法人日本薬学会から2018年度の薬学会賞を贈られることが決まりました。授賞式は3月25日、金沢市で行われます。本学からは1987年度の井上昭二教授(当時)以来2人目の快挙です。同賞は日本薬学会最高の賞で、歴代の受賞者には、2015年ノーベル生理学・医学賞受賞者の大村智さんが名を連ねています(1986年度)。

薬学会賞は世界の学術進歩に著しく貢献した研究者に贈られ、2018年度は3人が受賞します。森教授は「有機合成の新手法の開発と生物活性海洋天然物の全合成」の功績で栄えある賞を受けます。森教授は薬学部講師時代の1993年度(1993年3月)に「鎖状1,3-ポリオール合成法の開発と天然物構造解析への応用」の功績で薬学会奨励賞を受けた実績があります。

森教授は「大学院生と学生諸君とともに長年にわたって積み上げてきた100% made in Meijoの研究が、最高の形で評価されたことはとてもうれしく、立派に巣立った多くの卒業生に感謝します。今回の受賞が、若手教員や卒業論文研究に取り組んでいる学生諸君の励みになれば幸いです」と受賞の喜びを語りました。

森教授は1978年、京都大学大学院修了後、本学に着任。1983~1985年、米国コロンビア大学博士研究員。1993年、助教授などを経て2000年から現職。専門は有機合成化学。薬学博士(京都大学)。

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