トップページ/ニュース ノーベル賞候補 吉野彰教授が初の学術研究講演会

  • 満員の聴衆の前で講演を始める吉野彰教授 満員の聴衆の前で講演を始める吉野彰教授
  • 質問する伊藤政博教授 質問する伊藤政博教授

大学院理工学研究科の吉野彰教授による学術研究講演会が総合研究所主催で9月28日、天白キャンパスで開催されました。7月1日に本学教授に就任して以来、初めて、本学教職員、学生、一般の人たちを前に講演しました。
吉野教授は、電気自動車やスマートフォン、ノートパソコンなどに使われている「リチウムイオン電池」の原型を1985年に世界で初めて開発しました。近年のリチウムイオン電池の急速な普及を背景に、ノーベル化学賞の受賞候補者としてメディアに多く取り上げられるなど注目が集まり、この日は430人が聴講しました。

講演会は、総合研究所長の平松美根男理工学部電気電子工学科教授のあいさつ、大脇健史理工学部応用化学科教授の司会で進められました。
吉野教授は「リチウムイオン電池の開発物語」の演題で、1981年の研究開始から商品化、市場拡大などの流れを、苦労話を交えながら語りました。特に「リチウムイオン電池はいいものだと消費者は関心をもつけれども買わない。その期間がしんどかった」と回想しました。しかし、1995年にマイクロソフトから「ウインドウズ95」が発売されると、現在のモバイル社会の扉が開き、IT変革が実現し、モバイルIT機器の電源としてリチウムイオン電池の市場が急拡大したことを分かりやすく解説しました。
質疑応答では、満員の聴衆の中から、伊藤政博理工学部環境創造学科教授らが質問に立ち、吉野教授は懇切に答えていました。

最後に、吉野教授が本学に着任する橋渡し役を務めた磯前秀二副学長が「高名な吉野先生に本学教授に就任いただけましたことは誇らしく、また身の引き締まる思いです。名城大学は今後とも、研究なくして教育なし、研究なくして社会貢献なしの姿勢を堅持していきます」とあいさつして講演会を締めくくりました。

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