移行用/ニュース Book-aidと建築学科学生が古本回収箱を共同製作

完成した回収箱を前に笑顔の皆さん 完成した回収箱を前に笑顔の皆さん
ヤスリを使って作業する様子 ヤスリを使って作業する様子

東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市の図書館再建を支援しようと、渋井康弘経済学部産業社会学科教授のゼミ生有志らでつくる「Book-aid」が古本を回収する活動をしています。古本の回収箱をこれまでは段ボールで手作りし、天白キャンパスと天白区役所に設置していましたが、理工学部建築学科谷田真准教授研究室の学生が学部の垣根を越え、回収箱の作製に取り組みました。
Book-aidの学生と谷田研究室の学生らで打ち合わせを重ね、「優しさ」をコンセプトに設計から資材集めまで、一から作製に取り掛かり、10月5日に天白キャンパスで最後の組み立て作業を行いました。木材で作られ、丸みを帯びたデザインとなっており、優しさに包まれた回収箱が完成しました。近く、天白区役所に設置されます。
作業を終えたBook-aid代表の酒井光里さん(経済学部経済学科4年)は「コンセプトにピッタリなデザインで完成しとてもうれしい。存在感もあるので、これからさらに地域の方々に協力してほしい」と喜び、谷田研究室代表学生の水野高志さん(理工学部建築学科4年)は「コストを抑えたり、資材集めをしたり大変なところもあったが、とても楽しかった。また機会があればいろいろな形で協力したい」と話しました。

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