在学生・教職員/ニュース 吉野教授に日本国際賞授与 天皇、皇后両陛下ご臨席の下

授賞式で天皇、皇后両陛下から拍手を送られる吉野教授夫妻 授賞式で天皇、皇后両陛下から拍手を送られる吉野教授夫妻
  • 受賞者あいさつをする吉野教授 受賞者あいさつをする吉野教授

2018年(第34回)日本国際賞(Japan Prize)の授賞式が4月18日、東京都千代田区の国立劇場で開かれ、リチウムイオン電池の開発の功績で、吉野彰名城大学大学院理工学研究科教授が公益財団法人国際科学技術財団の吉川弘之会長(元東京大学総長)から賞状と賞牌を受け取りました。同賞は「日本版ノーベル賞」とも言われ、これまでの受賞者から日本人、外国人合わせて10人のノーベル賞受賞者を出しています。
授賞式は例年、天皇、皇后両陛下のご臨席の下で行われています。今年も両陛下が見守られる前で吉野教授は夫妻で出席し、栄誉を受けました。

吉野教授は受賞者あいさつとして「今回の受賞を励みに引き続き研究にまい進してまいりたい」と述べました。毎年2分野が授賞対象となり、吉野教授は「資源・エネルギー、環境、社会基盤」分野です。他に「医学、薬学」分野でアメリカとオーストラリアの2博士が受賞しました。

授賞式の後は、同区のパレスホテル東京に会場を移して祝宴が催され、吉野教授夫妻は両陛下と同じテーブルで食事を共にしました。天皇陛下はご乾杯で「受賞者ならびに受賞者を支えてこられたご家族のご健康とご多幸をお祈りいたします」と述べられました。
本学からは磯前秀二副学長夫妻が授賞式、祝宴ともに招待され、感動を共有しました。

19日には東京都文京区の東京大学伊藤国際学術研究センター「伊藤謝恩ホール」で、受賞記念講演会が開かれます。受賞者3人が1人ずつ講演し、吉野教授は「リチウムイオン電池の研究開発と商品化までの道」のテーマで講演します。

詳細は公益財団法人国際科学技術財団のウエブサイトへ

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