移行用/ニュース 理工学研究科の赤﨑教授が大川出版賞を受賞

大川財団 五十嵐三津雄会長(左)と赤﨑教授 大川財団 五十嵐三津雄会長(左)と赤﨑教授

 理工学研究科の赤勇教授の著書『青い光に魅せられて―青色LED開発物語』(日本経済新聞出版社発刊)が、公益財団法人大川情報通信基金(略称:大川財団)から2013年度の大川出版賞に選ばれ、3月5日、東京のANAインターコンチネンタルホテル東京で贈呈式が行われました。

 大川財団は、株式会社CSK(現SCSK株式会社の前身の一つ)を創業した故大川功氏が中心となって設立された公益法人。大川出版賞は情報通信分野に関する優れた図書に贈られる賞です。同書は光の三原色の一つである青色がそろわないため、長年「夢の光源」と言われた青色発光ダイオード(LED)を開発した赤教授が自らの人生を語った書です。同財団は授賞理由について「著者の高潔な人柄と研究に対する真摯な姿勢が、LEDの技術的な解説と開発にまつわるエピソードを交え、生き生きと描かれている」としています。

 贈呈式で赤教授は受賞について「青色LEDの研究は産官学による賜物であり、電子立国日本に貢献できていることを誇りに思っています。また、これまでの研究生活を支えてくれた多くの方々に感謝を申し上げたい」と喜びを語りました。

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