移行用/ニュース 大学院理工学研究科に2専攻を設置、2専攻は名称変更
- 設置されたアーム式換気用ダクト
- メカトロニクス工学科1期生の卒業研究発表
大学院理工学研究科に2017年4月、応用化学専攻修士課程とメカトロニクス工学専攻修士課程が設置されます。併せて、機械システム工学専攻は機械工学専攻、建設システム工学専攻は社会基盤デザイン工学専攻に名称変更されます。(いずれも修士課程)
応用化学専攻は入学定員24名のところを志願者が上回り、1次と2次の大学院入試の結果、25名と入学定員を上回る入学予定者となります。本専攻は、生命有機化学、物質物理化学、環境・エネルギー科学の3つの専修分野から成り、所定の科目を履修すれば中学校と高校の理科の教諭専修免許状が取得できます。また、専門分野の教育と研究の充実のため、機器分析室に私学施設整備補助金により最新の顕微ラマン分光装置を3月に導入し、学生実験の環境保全のためアーム式換気用ダクトを2月に設置しました。 理工学部応用化学科は設置初年度の2013年度に入学した4年生のうち、6名が国内外の学会で発表し、実績を積んでいます。応用化学科卒業生のための同窓会組織「応化会」も設立されます。教育・研究体制の整備は着々と進んでいます。
メカトロニクス工学専攻は入学定員20名に対して24名の入学を予定しています。2013年度に設置されたメカトロニクス工学科では、メカトロニクスを構成する機械、電気、情報・制御に関連する基礎について講義、演習を通じて学習し、真の力として身につけてもらうカリキュラムを組んできました。学習・研究の成果として1期生にあたる4年生が国内外の学会で12件の発表をしました。これに続くメカトロニクス工学専攻では4専修分野(システムデバイス学、センシングシステム学、機能システム構築学、マルチスケールメカトロニクス)の授業科目を通じて、応用についての知識を深め、修了後に活躍できる実践的な能力を養成します。メカトロニクス工学科も同窓会組織「四葉会」が設立されます。