移行用/ニュース 第1回名城大学杯将棋大会に子どもたち314人が参加 プロ棋士による指導対局も
本学将棋部は2015年12月に三重県四日市市で開かれた第46回全日本学生将棋団体対抗戦(通称・学生王座戦)で初優勝し、これに先立って開かれた第44回学生王将戦でも同部の部員で法学部4年(当時)の國分雄太さんが初優勝しました。この団体・個人同時優勝を記念し、本学は11月27日、ナゴヤドーム前キャンパスで、小学生・中学生・高校生を対象とした「第1回名城大学杯将棋大会」を開催しました。日本将棋連盟東海普及連合会と本学スポーツ・文化後援会が共催。当日は、314人が参加し、小学2年生以下、小学3.4年生、小学5.6年生、中学生、高校生の計5クラスに分かれて対局しました。
北館で開かれた開会式で、久保全弘副学長は「将棋は、記憶力、論理的思考力、自ら考え結論を導き、結果を自ら受け入れるというプロセスを経て、自立した礼儀正しい人材を育成するといわれています。本学も愛知県に所在する大学として、こうした人材の育成に関われることを喜ばしく思っています」と、同大会の開催意図を述べました。
招待棋士として、森内俊之九段、稲葉陽八段、杉本昌隆七段、澤田真吾六段、山本真也六段、村田顕弘五段、牧野光則五段、大橋貴洸四段、竹内貴浩四段、中澤沙耶女流初段(本学都市情報学部2年)が紹介されました。
対局は西館で行われ、ガラス張りの廊下からは親たちがわが子の勝利を願いながら見守りました。スイス式トーナメントという対局機会の多い方式がとられ、2敗すると敗退ですが、負けてもプロ棋士の指導対局が受けられました。本学将棋部員として団体・個人同時優勝の感激を共有した中澤さんは3面指しという、1人で3人を相手にする対局で子どもたちを懇切に指導していました。
クラス別に1~3位が決まり、勝ち上がった子どもたちには久保副学長から賞状などが贈られました。