移行用/ニュース 経済学部の李教授に日本学術振興会から表彰状

表彰状を手に記念写真に納まる李教授(前列中央) 表彰状を手に記念写真に納まる李教授(前列中央)

独立行政法人日本学術振興会の科研費第1段審査で有意義な意見を付し公平・公正な審査に大きく貢献したとして、経済学部産業社会学科の李秀澈教授が同会から表彰されました。表彰状は10月21日、天白キャンパスで吉久光一学長から伝達されました。学術研究支援センターによると、本学の文系分野の教員で同様の表彰を受けたのは初めて。
同会は、学術研究の振興を目的とした科研費事業を行っています。科研費の審査は、第1段(書面)と第2段(合議)の2段階があり、公平・公正な審査が行われるようにしています。同会設置の学術システム研究センターで審査の検証を行い、検証結果に基づき、有意義な審査意見を付した審査委員を表彰しています。2016年度は約5700人の第1段審査委員の中から268人が選ばれました。

表彰状伝達式で吉久学長は「名城大学の誇り」と称えました。李教授は「私も科研費のお世話になっているので、英文も含めた約100件を、1件1件ベストを尽くして審査しました。ここ2年間、年末年始を含めて約1カ月間の大半の時間を審査に充てなければならない大変さはありましたが、時には優れた発想の研究に出合い、自分の勉強にもなりました」と感謝の気持ちを述べました。李教授は環境エネルギー政策を専門とし、科研費をもとに約10年前に国内外30人ほどの研究者がメンバーとなる東アジア環境政策研究会の設立を主導し、現在に至るまで代表を務めています。

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