移行用/ニュース 女子駅伝部 杜の都駅伝で3位

懸命な追走の末ゴールテープを切るアンカー玉城選手 懸命な追走の末ゴールテープを切るアンカー玉城選手

第34回全日本大学女子駅伝対校選手権大会、通称「杜の都駅伝」が10月30日、仙台市で開催されました。仙台市陸上競技場をスタート、仙台市役所前市民広場をゴールとする6区間38.0kmで競われ、女子駅伝部は2時間5分38秒を記録し、5年ぶりに3位でゴールしました。


2区德永選手から3区湯沢選手へ


4区向井選手から5区赤坂選手へ


富士山駅伝への決意を語るキャプテン湯澤選手

同部は18年連続18回目の出場となった今年、「打倒立命館」という目標を掲げ、10月25日に学長報告をし、優勝を目指して大会に臨みました。第1区では青木和選手(人間学部2年)が軽快な走りを見せ、2位で德永香子選手(法学部1年)にたすきをつなぎました。德永選手は他大学の選手と競り合いながらトップに躍り出て、そのままたすきを主将の湯澤ほのか選手(理工学部4年)へ。湯澤選手は他の選手を寄せつけない走りで、2位との差を33秒まで広げました。第4区では、向井智香選手(法学部1年)が力走。2位で走る松山大学の選手が驚異的な速さで向井選手に迫る状況の中、苦しい表情を見せながらもトップで赤坂よもぎ選手(法学部3年)につなぎました。全区間の中で最も距離が長い第5区を走る赤坂選手は、アップダウンが激しいコースに悪戦苦闘しながらも、3位で最終走者の玉城かんな選手(法学部2年)にたすきを託しました。玉城選手は力強い走りで松山大学と立命館大学を懸命に追いかけ、3位でゴールしました。

ゴール後に行われた選手慰労会では、吉久光一学長が「一昨年は7位、去年は5位、今年は3位と着実に順位を上げており、来年の大会が楽しみです。大きなプレッシャーの中、よく頑張ってくれました」と称賛し、女子駅伝部後援会や校友会支部等からは援助金・援助品が贈られました。米田勝郎監督(法学部教授)は、「3区で先頭に立つことをイメージしていたが、2区でトップにつけたことは最大の収穫。選手らも、やれるという自信は持てたと思います。この大会で自分たちのやらなければならないことが明確になったと思うので富士山女子駅伝につなげていきたい。応援ありがとうございました」と話しました。他を寄せつけない走りを見せ、区間賞を獲得した湯澤選手は「あと一歩だったのですが、1位をとることは本当に難しいと感じました。ただ、名城らしい走りはできたと思います。気持ちを切り替えて富士山駅伝では優勝したい」と決意表明しました。会場には多くの卒業生や本学関係者が応援に駆け付けました。その他にも、総勢44人の應援團(リーダー部、吹奏楽部、チアリーディング部)が夜行バスで駆け付け、選手らに熱いエールを送りました。

女子駅伝部の次のレースは12月30日に静岡県で開かれる全日本大学女子選抜駅伝競走大会(富士山女子駅伝)です。

名城大学の記録
区間(距離)選手名(学年)記録
1区(6.4km) 青木 和(人間学部2年) 20分31秒 区間2位 20分31秒 2位
2区(5.6km) 德永 香子(法学部1年) 18分18秒 区間2位 38分49秒 1位
3区(6.8km) 湯澤 ほのか(理工学部4年) 22分00秒 区間賞 1時間00分53秒 1位
4区(4.8km) 向井 智香(法学部1年) 16分09秒 区間4位 1時間17分02秒 1位
5区(9.2km) 赤坂 よもぎ(法学部3年) 31分00秒 区間16位 1時間48分02秒 3位
6区(5.2km) 玉城 かんな(法学部2年) 17分36秒 区間7位 2時間05分38秒 3位
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