移行用/ニュース ドーム前キャンパスでムタンゴ元タンザニア駐日特命全権大使が特別講義
- 学生を前に講義をするムタンゴ氏
元タンザニア駐日特命全権大使のエリー・ムタンゴ氏による講義が5月30日、ナゴヤドーム前キャンパスで行われました。外国語学部の村田泰美教授の友人で名古屋在住の在日タンザニア大使館中部地区商業文化交流名誉代表の清水邦子さんが「中部圏の若者に話をしたい」というムタンゴ氏の強い希望を外国語学部に伝えたことがきっかけで、「アジアを学ぶ」という授業の特別講義として実施されたものです。
ムタンゴ氏は2000年から2009年まで駐日大使を務め、外交官として一線を退いた後も定期的に日本を訪問し、日本の財界人や教育関係者とつながりを持ち続けています。
ムタンゴ氏は2000年から2009年まで駐日大使を務め、外交官として一線を退いた後も定期的に日本を訪問し、日本の財界人や教育関係者とつながりを持ち続けています。
講義は英語で行われ、「1世紀からアジア・アフリカ間の自由交易はすでに存在していた」という指摘から始まり、アジア・アフリカ関係の歴史を概観しつつ、最近のアフリカにおける中国や日本の動き、日本とアフリカのこれからの発展にまで言及。学生たちは熱心に聞き入り、講義後の質疑応答でも英語による活発なやりとりが行われました。外国語学部長のアーナンダ・クマーラ教授は「学生が欧米やアジア以外の世界にも目を開くよい機会となった。まさに世界とつながるキャンパスです」と講義の意義を語りました。